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毎日起こるバイクの死亡事故に思う

64歳現役ライダーのHappy Monkey Kojiです!

コロナ禍以来、バイク通勤が増えたせいもあるかもしれませんが、毎日のようにバイクの死亡事故のニュースが目に入ってきます。明日は我が身。自分に言い聞かせるようにバイク死亡事故につながる原因について書いてみました。

乗り慣れないバイク通勤
普段乗られてない方は、自転車感覚で乗ってるんですよね。小さな交差点の左折に多いんですが、車の往来を確認せずに曲がっていきます。

バックミラーなんて、自分の顔を見るものと間違っているようで、後方から見ると顔が映っていません。手にはタバコ。耳にはイヤホンで音楽。そんな状態で運転していると、ちょっとした判断の遅れから運転を誤ってしまいます。

コロナ自粛のストレス解消
自粛のストレス解消にバイクを飛ばす人もおられるでしょう。自粛規制解除で、気分的に開放的になってしまうのは、とても良くわかります。バイクは、気分転換にもってこいの乗物ですから。ここは自制心を働かせて、そこそこにしときましょう。

仲間とのツーリングでの技量不足
ソロツーリングと違い、仲間とのツーリングは盛り上がるものです。特に初心者ですが、仲間の技量についていけなくて、同じように速いスピードでカーブに突っ込んで行き、曲がりきれなくて対向車線にはみ出したり、側壁にぶつかったりする事故も多くあると聞きます。バイクは個人個人の技量もバイクのパワーも違うので同じように走るのは少し無理があるということを理解しておく必要があります。

リターンライダーの急増
コロナ禍とは関係なく、子育てが終わった中高年のリターンライダーが近年増えています。

若い頃と違って、反射神経の衰えとか、身体的に疲れやすくなっています。時間や気持ちに余裕を持って、ゆとりある運転を心がけたいものです。独身時代と違って、家族がいるということも背中に背負って走って欲しいです。

昔、買えなかった大排気量のバイクを買って得意満面になって走っているリターンライダー。多くのリターンライダーの人たちは、技量にあったバイクに乗ってるとは思えません。免許は取れて、どんな大きな排気量のバイクにも乗れるのだけれど、プロのレーサーなら乗りこなせるかもという高性能バイクを初心者が乗るべきではないと思います。

ハイテク機器の搭載
昔では考えられなかった、音楽を聞きながらとか、複数の人たちと会話しながらとか、ナビを見ながらとか、動画撮影しながらとか、YouTube取材しながらとかの「ながら運転」を良く見聞きします。当然、意識がそちらに行き、前を見ているようで運転が上の空。当然、前方不注意となってしまいます。意識を集中してバイクに乗りたいものです。**

ライダーの高齢化**
自分が老いているのを理解した上で、バイクに乗ってもらいたい。バイクのダウンサイジングを勇気を持って率先して行いたい。

私は決めていることがあります。バイクを出し入れしている時にヨロけてバイクを転かすことがあればバイクを辞めます。それまでに自主的にダウンサイジングして、125ccぐらいまでにすることが出来れば、今後も乗り続けようと思っています。

まとめ
スピードの出し過ぎ、無茶な追い越し、交差点の前方不注意、特に前方から右折しようと交差点にいる車、またバイクが右折時に前方から来る車の速度に注意、疲れたら休む、マスツーリングは技量にあった人たちと、もしリーダーなら責任を持って初心者に合わせた走りをする。路肩の駐車車両や不意のドア開けに巻き込まれないように。

「かもしれない運転」に徹して、いつも止まれるスピードを意識しながら走りたいものです。今まで、事故に遭遇しなかった方も、ただ運が良かっただけと思って気をつけて下さいね。

バイク乗りは、バイク事故で死んでは行けない。

では、また!

【このブログを書いてる人】

=あなたの遊びココロをゆうえんちっくなカタチに=
安心安全な遊園地の乗物クリエイター
http://www.kurokitec.com/company/message/

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