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第二波に備える(思考の記録 2020年05月25日版)

現在(2020年)からおよそ100年前、1918年から流行した「スペインかぜ」。
※なお、発生源はスペインではなく、アメリカのカンザス州など所説あり

新型コロナウイルスは、厳密にはスペインかぜのようなインフルエンザではありません。しかし、世界的な流行という意味では共通点があり、同じようなパターンになる可能性があります。
都合の悪いシナリオとしては、スペインかぜには毒性を増した「第二波」がありました。

日本は緊急事態宣言と外出制限により、新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込みつつあります。しかし、終息はしていません。
緊急事態宣言が解除されても、今年の後半や来年に「第二波」が来るかもしれない。そのように想定していたほうが、不安だけど生き残る確率は上がる、と考えます。

たとえ話しを2つ。

小説やアニメの名作「銀河英雄伝説」。主人公の1人であるヤン・ウェンリーは、こんな言葉をつぶやいていました。
『過去を学ぶことは、未来を予測することにつながる』
私たちはヤンのように宇宙で戦争をしているわけではなく、地球上でウイルスの流行と向き合っています。100年前の感染爆発については信頼のおける記録が残っていますから、未来を予測する助けとなるでしょう。

プロボクサーがノックアウトされるのは、ただパンチが当たったからではなく、「見えない角度から」パンチを喰らったから、という説があります。
プロボクサーは打たれ強さも鍛えているので、パンチが来ると分かっていれば、よけられなくても衝撃をいなしたり耐えたりして容易には倒れません。
しかし、見えない角度からパンチを喰らうと体の備えもできず、まともにダメージを受けて倒れてしまう。

⇒新型コロナウイルスも「第二波」が来るかもしれない、と用心していたほうが、ノックアウトされない確率が上がります。

これからは、感染の再拡大を抑えながら、生活や経済を立て直す、という難易度の高い任務が待っていますね。
今のところ私は会社員で路頭に迷ってはいません。ですが、リモートで完結する仕事ではないので、実績をどうやって立て直したものか、かなりアタマが痛いですっ。

大きな流れとしては、
人口や経済活動の「量的拡大」から、
生活や人間活動の「質的向上」への方向転換を問いかけられています。

大きな流れを感じたとして、今そこにある仕事や、これからの生活設計にどう反映させていくか・・・
私たちは、すごい変化の時代に生まれ合わせたものですね。

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