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暮らしと思考の記録(2020年04月28日版)

新型コロナウイルスについて、自分で気をつけていることや、現時点での考えをまとめておきます。

○ワクチンの開発には18ヶ月程度はかかるらしい
○全人口の6割が感染すると集団免疫を獲得する、という仮説がある。ただし感染が広がるのを放置していたら、全人口の何割が死亡するか分からないし、集団免疫を獲得できる確証もない。
○現時点で新型コロナウイルスの予防薬や治療薬はなく、人と人の接触を最小限に抑えて、感染を抑え込む方法があるだけ
⇒外出制限によって感染を減らせるが、全面解除すればまた感染が増える可能性は高い。有効なワクチンが量産されるまで、外出や経済活動は元に戻らないと想定されます。

○感染ルートは接触感染か飛沫感染
○発症していなくてもウイルス感染を広げてしまう可能性がある
○発症初期は、ほとんど風邪みたいなもの、8割くらいの人は軽症で治ってしまうらしい
○残り2割の人は1週間くらい経つと、だんだん悪化して息が苦しくなるような症状が出てくる
○遅効性のため感染しても宿主が活動を続けやすく、広がりやすいウイルス
○高齢者や持病がある人の致死率は高い
○今のところの傾向として、子供の致死率は低い
⇒高齢の両親(や祖父母)と会うのは危険、なるべく会わないようにする

○基本的な対策はうがいと手洗い
○マスクでウイルス感染は防げない
○マスクをすることで(飛沫を弱めて)本人が感染を広げるのは軽減できる
⇒スーパーへ買い物に行く際に、マナーとしてマスクをつけるのは良し(ひとりで散歩するならほぼ不要)

大航海時代よりもさらに昔なら、新型コロナは一地方の風土病にとどまったでしょう。偶然とはいえ、現代の高度ネットワーク社会を狙い撃ちにしたようなウイルスです。全世界に広がるまで3ヶ月もかかっていません。
子供からお年寄りに至るまで、ほとんどの人にとって「人生初」の事態です。誰もが初見での対応を突きつけられています。

私も含めて、人は無意識・無批判のうちに慣習に流されてしまいます。個人が生存し、家族や人類が存続していくために、役に立つ慣習と、不要な慣習があることでしょう。
どの国も、有害な慣習や制度の不備が、強制的にあぶり出されている印象です。我らの日本も例外ではありません。

さらに言えば、慣習だけでなく、価値観も上書きが必要かもしれません。たとえば私は「大切なことは会って伝えたほうが良い」と考えていますが、今は対面だと感染の恐れがあります。
原点に戻ってイチから考える。どうしても不安になったり、イライラしがちですが、まずは小さなことでも「ありがとう」と口に出して伝えてみる。そういう時期なのかもしれませんね。

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