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夏バテと体のセンサー。

技術はどんどん進歩してきましたが、生物としての人間は、狩猟採集の時代から(遺伝子レベルで)ほぼ同じままです。
疲れがたまっていたら休むのが正解。けれど、狩りのチャンスと見れば一時的に疲労のセンサーをオフにして、ガガガッと動いて獲物を仕とめ食い物にありついたはずです。・・それができた人間たちの子孫が、私たち。

現代の日本で生きていれば、狩りをする機会はほぼありません。しかし、体のセンサーを一時的にオフにする機能は残っています。疲れがたまっているのに無理してがんばって・・という事例は、ちらほら目にしますよね。

身近なところでは、新型コロナウイルスによる外出制限と休業が明けた5月下旬から6月にかけては、仕事は結構ヒマでした。7月は仕事量が増えてきたものの、梅雨が長引いてそれほどでもない。ところが、梅雨が明けた8月からは個人的にビックリするくらい忙しくなってしまいました。
なんとか時間のやりくりをして対処してきましたが、ダメージのたまったボクサーが急に動けなくなるように「あ、バッテリーが切れた」と感じた瞬間があったのです。幸い周囲に理解があったので早めに職場を出て、翌日の公休は泥のように眠りました。
夏バテしてるのに体のセンサーをオフにしてがんばってしまい、それでもいずれは動けなくなる。そこでまだがんばろうとすると、体や心が壊れてしまうんでしょうね。。今回はギリギリのところで休むことができました。

もろもろの事情で簡単には休めない時もあると思います。
それでも今回の教訓は、疲れがたまってきているのに、自分が体のセンサーをオフにしてがんばってしまっているか(ギリギリの状態になる前に)早めに自覚しよう、ということでした。

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