【学習日記@コーチングスクール】モジュールF01:観察とタイプ分けTM 1回目(全4回)
【観察とタイプ分けTMモジュールの目的】
コーチングに欠かせない個別対応力に対する理解を深め実践力をあげていく
そのための観察モデルとして4つのタイプ分けを理解し活用できるようにする
4つのタイプ分けを手掛かりに、自分と相手を知り 違いを受け入れ 人と戦略的にかかわるヒントを得る
DAY1の学びの鍵 ~自分なりに言語化~
☑ コーチングにおいて個別対応が何故重要なのか
⇒ 目標実現までの固有解はない。一人ひとり方法、道のりは異なる
まず前提として、「コーチング」の目的は、答えは相手の中にあるという理論のもと、問いを中心とした対話を通し、コーチングを受ける相手へ気づきを与え、目標達成の実現に向け着実に行動を積み上げていけるようサポートをすることだと考えている。目の前の人の育成を伴走するイメージだ。
目標達成するための方法や道のりは、一人ひとり違う。なぜなら、人は十人十色、育ってきたバックグラウンドも価値観も、やる気になるトリガーも異なるからだ。
例えば、仕事において、自分が厳しくスパルタ式で育ててもらって実績を残すことができたから、部下にもスパルタ式をすれば良い!ということではない。自分は毎日1000本バッティングをしたから、あなたも同じことをすれば成功するというのも違うだろう。目標達成するため、成功するための「固有解」はないのだ。
コーチを受ける相手一人ひとりの価値観や想い、考え、特性、状況、立場等に合わせる=すなわち「個別対応」することが、相手の目標達成を実現するために必要不可欠なことなのである。
☑ 個別対応を阻害するものは何か
⇒ レッテル貼りとステレオタイプ
個別対応が大事というのは頭で理解していても、それを実際行うのは難しい。なぜ難しいのか、その理由は2つ。一つは個別対応を阻害する要因があるということ、もう一つは、個別対応をする方法がわからないことである。
個別対応を阻害する要因としてあげられる代表的な2つのものは以下である。
要因①:レッテル貼り
特定の個人に、レッテルを貼ってしまうことは往々にしてある。
人は自分の経験則から様々な軸をもって、相手を判断している。
この人はどんな人だろう?
☑ ポジティブだろうか?
☑ 優しそうか?きつそうか?
☑ 仕事ができそうか?
☑ ご機嫌かどうか?
☑ きちんとしていそうか?
☑ 自分とあうだろうか 等々
判断軸は人それぞれ、
非言語情報、例えば表情やしぐさ、目線や姿勢、身だしなみだったり
相手のリアクション、声色、話し方、話す内容や語彙、スピードかもしれない。また過去の相手の実績や行動の結果かもしれない。
ただそれはその人の一面でしかない。多面的に相手を観察していく必要がある。
要因②:ステレオタイプ
属性に対して、例えば「日本人は~」や「今の若者は~」、「この地域に住んでいる人は~」等々。情報として不十分過ぎる!
上記のようなレッテル、ステレオタイプによる決めつけでは相手本来の潜在的能力を共に発掘することはできない。
☑ 個別対応を実現するための具体的なアプローチとは?
⇒相手を観察し理解することが何よりも重要。
無意識で人間が相手を「二極化」して判断してしまうことを防ぐため、観察モデルの一つである「タイプ分け」を活用する。
人間は、人とかかわるとき無意識的に相手を二極化して見てしまう傾向がある。例えば、私の方ができる&できない、勝っている&負けている、正しい&間違っている、私は好きだ&嫌いだ等。
二極化の視点で、相手を判断するのではなく
相手を多面的に理解し、信頼関係を築くために「観察する」ためのモデルの1つが「タイプ分け」である。
「タイプ分け」とは、相手が持つコミュニケーションの傾向を4つのタイプに分類したものである。
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