見えないのにどうやってスマホやパソコンを使っているの?視覚障害者のネットライフに欠かせないボイスオーバー



最近、ネットで知り合った友達から「見えないのにスマホやパソコンどうやって使ってるの?」って聞かれることがあります。
スマートフォンもパソコンも、タッチしたりカーソルを合わせたところを音声で読み上げて教えてくれるんだよー!という簡単な説明で納得してくれることが多いです。
きっと何かしらのタイミングで、画面を読み上げてくれる機能があるということはしっていたが、それを視覚障害者が使いこなして生活している、には結びつけることが難しいのかもしれないなと感じました。
いつもはプライバシー保護のために「スクリーンカーテン」と呼ばれる機能を使って、画面が見えないようにしているんです。
でも、それがわからない人が多くて、「画面がついてないけど大丈夫?」って言われることもあるんですよね。
そういう声に答えつつ、視覚障害者がスマホをどうやって利用しているのかを知ってもらいたくて、この記事を書くことにしました。

最近、福山雅治さんが主演のドラマで視覚障害者がスマホをどうやって使っているのかが描かれていて、それはすごく嬉しかったんです。でもまだまだ理解されていないなと感じているし、そこでこの記事を通して、スマホの画面を見なくても聴力を頼りに操作することや、アクセシビリティ機能がどれだけ役立つのかを分かりやすく伝えられたら嬉しいです!


近年、視覚障害者向けのアクセシビリティ機能が進化し、私のような視覚障害者でもスマートフォンを利用することが可能になりました。
私が使用しているのは「eyephone」で、そのアクセシビリティ機能の一環として「ボイスオーバー」があります。

ボイスオーバーを活用することで、スマートフォンの操作が音声で説明され、画面上のテキストが読み上げられるようになりました。
例えば、画像の中のテキストも読み上げてくれ、時には画像の内容を詳細に説明してくれることもあります。この記事も、実際にボイスオーバーを使って執筆しています。

絵文字についてもボイスオーバーは対応しており、その表現を音声で伝えてくれます。ただし、顔文字は記号の羅列であるため理解が難しいこともあります。また、漢字の場合は音読みや訓読みがあるため、読み間違えることもありますが、それでもスマートフォンのアクセシビリティ機能によって、デジタルな世界に参加できることは大きな進歩です。

視覚障害者にとって、インターネットは情報収集やコミュニケーションの重要な手段となっています。スマートフォンを利用することで、ウェブサイトやアプリを使いこなし、多様な情報にアクセスできるようになりました。ボイスオーバーなどのアクセシビリティ機能が提供されることで、視覚障害者もデジタル社会においてより自由に、豊かな体験ができるようになっています。日々、目覚ましい進化を続けているデジタルデバイスのアクセシビリティ機に注目しもっと障害のないハッピーなライフを過ごせるようになったら嬉しいですね!

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