男性の妊活 このサプリは要注意!
妊活中はどんな妊活サプリメントが必要?色々あるけれどよくわからなくなりませんか?
サプリについてもおススメされると手のひらにこんもりする量になっていたという相談を受けたりもします。
男性の妊活でできること、サプリはもっとも取り組みやすいかもしれません。ただ、効果がきたいできるものと、そうでもないものもあります。
サプリとかは、一見精子パラメータが改善したという研究結果がたくさん出ているため、判断が難しいのもありますよね。
精子の質が改善するんだぁって期待してしまいますが、妊娠率を高めたかどうかは別問題となっているみたいなんです。
またサプリはつづけてとっていることで副作用みたいなのが出る事もあります。過剰摂取もよくないですしね。
妊活サプリについてはまだまだ分からない点も多いのだとか…
どういったサプリを避けておいたほうがいいかをメイヨークリニックのを参考にみておきましょう。
参考 サプリメント:それらは生殖能力を高めることができますか?
妊活サプリの実態は?
不妊の悩みは世界的にも手も広がっていますし、さらに深刻度が大きいもんだいです。そして、不妊治療よりはまずは手軽にということでサプリがとても注目されていますし人気です。
メイヨークリニックでも妊活サプリについては警鐘を鳴らしています。
それは、医学文献には不妊症の治療薬としてサプリメントをサポートしている証拠はないという理由です。
いわゆる不妊サプリメントの研究は決定的ではなく、いくつかの小さな研究に基づいておこなわれているものだからです。
以下のものもありますが、鵜呑みにしすぎもどうかと思います。
研究などでは飲んでいる期間が3ヶ月など短かったり、プラセボ二重盲検法などを用いて研究していないケースもあり、まだまだ決定的ではないようです。
エビデンスがはっきりしないサプリはコレ
では、妊活では飲んだ方がいいかはまだはっきりとは言えないサプリを見ていきましょう。「いいね」といわれている葉酸などにも男性はちょっと待ったがかかりそうです。
L-カルニチン
男性の不妊については、アセチル-L-カルニチンとL-カルニチンの組み合わせを摂取した男性の精子産生と運動性の増加は研究で示されていません。
ビタミンE
ある研究では、精子数が少ないか、精子の運動性が悪い男性で、ビタミンEの摂取と精子の運動性の改善との間に関連があることがわかりました。
でも、他の研究では、ビタミンEをビタミンCまたはセレンと組み合わせた場合、男性の生殖能力の改善は見られませんでした。
ビタミン類は多数飲んでも有効なわけでもなさそうですし、逆効果というケースも出てきています。
コエンザイムQ10
いくつかの研究は、コエンザイムQ10が精子数または運動性を改善する可能性があることは示されましたが、妊娠の可能性を改善することは示されていません。
別の研究では、コエンザイムQ10がマウスの卵の質を改善する可能性があることが示唆されていますが、研究結果はヒトでは確認されていません。
なので生殖能力の改善につながるかどうかを判断するには、さらに今後研究が必要だとされています。
葉酸
亜鉛と一緒に摂取した葉酸が精子数を改善する可能性があることを示唆している研究もありますが、これが妊娠率を高めるかどうかを判断するにはさらに研究が必要のようです。
ただ、葉酸自体は必要な栄養です。食べ物からも積極的にとりたい栄養でしょう。
葉酸サプリ自体でも長期摂取は健康リスクを損なう可能性もあるサプリです。
研究のように3ヶ月だけという訳にもいかない気がします。不妊で悩んでいたら数ヶ月でも数年でも飲んでしまっているかもしれません。
ビタミンC
いくつかの予備研究は、ビタミンCが特定のタイプの女性不妊症に役立つ可能性があることを示しています。
ビタミンCが男性と女性の生殖能力を改善できるかどうかを明らかにするには、さらに研究が必要です。
妊活サプリを検討する時の注意点
サプリは位置づけが食品となっています。もちろん忙しい時や、毎回栄養バランスを考えて食事を食べられるわけではないのでサプリはとても良い手助けになってくれます。
ただ、薬品とは違うので、成分表示の部分があいまいなのも許可されてしまいます。
なので、どんな成分がどれくらい含有されているのか、厳しい目でチェックしてからご購入されると良いですね。
しかも、結構よくあるのが、サプリや食品などを調べてみると本来の表示通りの成分が入っていない粗悪品になってしまっているケースも。
そして、飲んでみていても効果が感じられないという場合は変えてみてはいかがでしょうか。
また、妊娠に向けて食事も見直していきましょう。
何よりも食事の不妊への影響は最も大きいと言われています。