ストーリーで感動が変わる
先日、東京国立博物館の特別展「最澄と天台宗のすべて」行ってきました🌟
きっかけは、最澄と空海が主人公の漫画「阿・吽」
ちなみに一巻の表紙の左が最澄、右が空海
阿・吽って今年、最澄1200年大遠忌(亡くなって1200年)の年に最終回を迎えたんですよね。
史実と想像の部分が見事で読むたびごとに引き込まれて
登場人物たちの生きた世界を感じたいなーと。
「最澄と天台宗のすべて」トークイベント、
ダイジェストが動画で少し観れてありがたいです。
聖徳太子ほか十幅のうち最澄の肖像画の説明文に
「色白で背が高い現代風イメケンだった」
とあり、確かに他の人の肖像画に比べて色白😊
阿・吽の最澄も高身長でイケメンですしね。
行った時に展示されていた最澄直筆の
「国宝とは何物ぞ」で始まる「天台法華宗年分学生式」
(阿・吽9巻 52話で最澄が弟子たちに話すシーンになってます)
大乗戒壇設立や人材育成のための熱い想いを込めて書かれただろう
本物から伝わるパワーに感動しました。
あと嵯峨天皇直筆の「光定戒牒」
素人ながら他の書に比べてなんて美しいんだろうと。
光定(こうじょう)は最澄の弟子で阿・吽でも好きなキャラなんです♪
"光定よかったねー"と心の中でつぶやいてました😊
ただ展示物を見るのもいいですが
その時代的背景や流れを漫画を通して知っていて見応えがありました。
多分、読んでなかったらそこまで興味なかったかもしれないし
観に行っても、今回感じたふうに思えなかったはず・・・
期間中、展示物の入れ替えもあるので
何度も足を運ぶ人も多いんじゃないかなと思います。
ものすごい展示数なのに、滞在時間がグッズショップも含めて90分って💦
特別展グッズで御朱印と一筆箋、
比叡山延暦寺でしか販売していないお香を購入してきました。
香りはフレグランスからお香まで大好きなので
叡山香、霊峰 伽羅、霊峰 沈香、霊峰 白檀を。
すべて室内香としても品のあるいい香りです。
比叡山にはなかなか行けないし、特別展でお香が買えるのはありがたいです。
同じ白檀でも、香りが違うけれど叡山香は880円と手頃ですよ。
線香の香りと阿・吽を読んで、最澄や空海の時代に思いを馳せる
芸術の秋、風流でいいかもしれません。
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