父が回復してきました

毒親に育てられた夫と暮らす妻
幸せパンダです。
2024年の元日から私の父が
行方不明になり、居場所がわからない
まま2日半が経過し、家族が心配する
中、心優しい方が警察に通報してくれ
無事に見つかるという事件があり
ました。
それから父は寝たきりになるんじゃ
ないかというくらい心が落ち込んで
しまい、心が落ち込むと体も動きま
せん。
なんとか元気になってほしくて、出かけ
られない父に富士山の特大カレンダーを
送りました。
母も富士山に毎年行くので喜んで
くれました。
CDに演歌曲を録音して渡したりも
したのですが、はやり食欲が回復
してくるとだんだん元気になって
きたので母が看病を頑張ってくれた
おかげです。
父は口では元気にならなあかんなと
言いながら体に力が入らないという
ような様子で、元気になったから
父の本音が聞けましたが、あの時は
自分は寝たきりになるんじゃないかと
思っていたみたいです。
孫の顔を見せたり、私も今までに
ないくらい実家に足を運んで父を
励ましました。
いろいろ手をつくしても最後は
本人次第ということを今回は実感
しました。
私が一緒に外出しようといっても
トラウマだったのか歩くことが恐怖で
仕方なかった時期もありました。
それでも父に車いすを用意して
しまったら楽をとって歩かなくなる
のでそれだけは最後にと思って
いました。
行方不明になるまでは毎日通って
いた場所にもう一度いってほしい！
杖をついても父に歩いてほしい！
無理なのかなとか寝たきりになる
父を受け入れられない自分、
会うたびに父に声をかけ、会話をし
毎日通っていた場所に車で連れて
いくからその後は歩こうと約束
しました。
すると父もそこに行きたい！楽しみだ
といってくれて、孫の力もかりて
無事に元の生活ができるまでに
なってきました。
送迎してくれた夫にも感謝です。

父は年をとって涙腺が緩くなったと
いい、その場所で座りながら
元気になってよかったねと語って
いると、ここに帰ってくることが
できたと目に涙をためて心から
喜んでいるようでした。

母はインドア派ですが、父は
1日中家にいることが苦手です。
人と話をすることが好きなので
知り合いの方も心配していると
思うよと私がいうと
そらそうや！心配しているわ！
といいます。

1日のうちで少しでも家族以外の
人と一言二言会話をするだけで
心が和むようです。

私は老人になったら縁側でお茶を
共にしたい人を決めていますが、
それだって本当に叶うかわかりません。
将来のことはわからないけれど、縁側
友達と決めた方は連絡をとったり
してできるだけ縁が途切れない
ようにしています。
仕事に追われていようが、家庭の事が
大変だろうが私にとって友達は
心の癒しだし私の周りの方は
いつも私の事を助けてくれて
優しい人ばかりで感謝の気持ちで
いっぱいです。

自然の中で1人でお茶を飲むのも
いいけれど、何もなくても
友達とただ話すだけで心が和むし
その時間は宝物です。
何十年も付き合うのは夫婦も大変
だし友人関係も続くかはわからない、
だけど縁があって仲良くして
もらっている方と40年後お茶を
飲めていたら素晴らしいことだと
思います。

今そんな方がいないという人は
今から作ればいいし、1人見つかれば
最高です！
70億人いるのだから1人は自分に
合う人がいると思います。
気を遣うし1人が好きだという
気持ちも尊重するけれど、心配して
くれる友人、自分のその人を気に
かけられる関係を楽しんでほしい
と思います。