vol.3 学校に行けなくなった中学生とイブラヒムのこと②
・・・・タイトルに悩み過ぎて、かれこれ1時間・・・
そして、結局 「②」をつけるだけという…🤣
👇前回記事はこちら！👇
学校に行けなくなった長男は、
弟とお父さんが出かけてから起きてくるようになりました。
しばらくは、
「学校に行くって言うかな？どうかな？」とドキドキしながら…
「学校に行くって行ったら送っていこう！」
と、ギリギリまで待っているのですがやっぱり「行く」とは言いませんでした。
腹をくくった私は、
「お願いだから、どうか怒らないでほしい」
と旦那さんにお願いし・・・
「お兄ちゃんは、学校に行かなくて楽をしているって思うかもしれないけど、皆と違う道を選ぶって、すごい大変なことなんだよ。
たくさんの人が進む道とは違う道を進むって、決めて休んでいるんだよ。
それはすごいことなんだよ。だから、バカにしたら許さないよ。
君は普通に字が書けるから、普通に学校に行ったらいいよ」
などと、なんだかよくわからない理由を話すと、
優しい弟は素直に学校に行ってくれました。
そんな風に、長男のよき理解者でありたいと思うのに、
長男が家でダラダラしていると、叱ってしまうダメな母でした。
イブラヒムプロジェクトに参加してみたものの…
周りは大人。
中学生は一人だけ。
それってすごいプレッシャーだったろうと思います。
でも、ついつい求めすぎる母親でした。
感想を求められても、答えられない我が子に、
「言うならいいな。言えないなら、ムリっていいな」
といったら本当に「ムリ」という我が子…Σ(ﾟДﾟ)
ミーティングに出るかでないかでも、めっちゃケンカをしていました。
・・・とっても恥ずかしいですが、とあるミーティングに出るかでないかでもめた後のメッセージを公開してみようと思います。
小さくて、見えないですね💦
👇こんなことが書いてありました。。。
さくなり、バタバタですみません💦
途中練習の用意しながらでしたが、聞いていました。
『イブラヒムも、日本の皆も、すごいと思った』と言って練習に行きました。さくなり少しでも参加できて、本当に本当に良かったです。
参加するだけでも充分なのに、ちゃんと挨拶してほしいし、感想だって伝えてほしいし、聞くなら真剣に聞いてほしいし・・・って、私はどんどん欲張りになってしまって.‥
もっと、もっと、って思ってしまって、どうしてできないんだろうって思ってしまって...
学校の先生も週に一度のお便りさえも届けてくれなくなって来て...。
行きたくないなら学校に行かなくてもいいって、いつも言ってるのに、それはそれですごく寂しくて・・・
あの子は、どこで何を学べるのだろう、私は、何をしてやれるんだろうってわからず・・・本当はもっともっと働きたいけど仕事を辞めて減らして、一緒にいよう、そのぐらいしかできないって、そのために今、忙しくても頑張ってるのに...
お昼に、「おれ、今日、出ないとだめ?」って言うので、本当に怒れてしまって...
「さくなりに何か教えよう、伝えようってしてくれる人、他にいる?
学校の先生だってもう何もしてくれないじゃんか。この先もう、君に何かを伝えようって思ってくれる人、いないかもしれないよ。 そこに感謝できないなら、学校に行ってくれ。そしたら母ちゃん働らけるから」って、
言ってしまったのです...
絶対言っちゃいけないこと、言ってしまった…と、泣けて泣けて。
さくなりも泣いていて…
どうしよ~と思っていたら、時間になったらちゃんと用意してました。
山梨県は九州だと思っているぐらい地理の知識がないさくなりが、シリア、ギリシャ、宮崎、どこだって多分思いながらも聞いていて、嬉しかったです。すごく嬉しかったです。
●●さんのシリアを思う気持ち、●●さんの障害のある方を思う気持ち、お金にならないのに、何かできることを、というタカさんや加納さんの気持ち・・・
全部真っ直ぐで、泣けました。
この時、泣きながらケンカした時の事、母は忘れません。
泣かせてゴメン。
彼は、この頃から少し、変わってきた気がします。
「ミーティングに出るなら出るでちゃんとして！」
と思う私とは対称的に、
「参加するだけで100点満点」と言ってくれる皆がいてくれたことに、
本当に本当に、感謝しています。
・・・・続きはこちらです。
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