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【序章】どうして、HappyFirstでイブラヒムを応援しているのかについて。

note担当の野々山です。
noteが更新できていませんでした。
楽しみにしていてくれている皆さん、ごめんなさい。

noteの更新を忘れてしまうぐらい、
バタバタと色んなことがありました。

以前、こちらのnoteで紹介したこの記事。
改めて聞いてみて…
タカさんが、HappyFirstの講演会を開いた時のこと、
とっても「サラッと」話してくれていますが
色んなことを知れば知るほど、タカさんの引きの強さに驚くとともに、
人を繋げる事と、人をやる気にさせる力に心底驚かさせるのでした。
皆さんも良かったら聞いてみて下さい。

https://note.com/happyfirst2020/n/n3754265d760e

さて、前置きが長くなりました・・・。

HappyFirstでイブラヒムの講演会が開かれたのはかれこれ1年半前・・・
この後、HappyFirstメンバーの2人(いや、私も入れたら3人か!)の
人生が大きく変わりました。

週刊マガジン風に紹介させて下さい。

序章
イブラヒム・アル・フセイン選手と、HappyFirstSchoolとの出会い

イブラヒム・アル・フセインとは。

皆さん、「アラブの春」って聞いたことがありますか?
勉強が嫌いな私の理解なので間違っていたらごめんなさいですが、2011年に中東の若者を中心として起こった民主化運動で、長い間独裁政権下にあった中東の若者が、SNS等で外の世界を知り自由を求めて起こした運動だと思っています。(あっていますか?)
チュニジアやエジプトでは大統領が退陣したりと結構大きなニュースになりました。その波は、国境を越えて中東全域に広がっていき、シリアという国でもそれまでの政権に対抗する人たちと、それまでの政権を守ろうとする人たちの間で争いが起きました。
そして、内戦でたくさんの人が命を落とし、家を亡くしました。
シリア出身のイブラヒムはそんな中で友人をかばい、自分の右脚をなくしました。そして、治療を求めてトルコ➡ギリシアへと渡りました。

人は、生まれる時に、生まれる国や、親、家族、自分が背負う運命を選んで生まれてくると聞いたことがあります。
とすると、彼はきっと、他の人には背負いきれない運命を選んで生まれたのでしょう。

彼の壮絶な運命は、こちらをお読みください。


IPC(国際パラリンピック委員会)の講演会にイブラヒムが登壇した時のこと。

イブラヒム選手を密着取材して、ドキュメンタリー番組を作ったとあるテレビ局のディレクターさんから、『IPC主催の講演会に、イブラヒム・アル・フセイン、という難民選手団のパラリンピアンが登壇するので聞きに来ませんか?』と誘われたタカさん。
国際的な講演会で、英語の講演会だったそうです。
出席してみると、なんと日本人はタカさんとそのディレクターさんだけだったそうな…。

(後で聞くところによると、ディレクターさんはイブラヒムから、TOKYOパラリンピックに行くから、僕の話をたくさんの日本人に聞いてもらいたい。日本人をたくさん集めてきて、と頼まれていたそうで、心当たりのある日本人には声をかけたとのこと…。でも聞きに来た日本人はタカさんだけだったとのことです。)

そこでイブラヒムの話を聞いたタカさんは、
イブラヒムの壮絶な体験から再度奮起して夢を追う姿、自分だけでなく、自分と同じ思いを誰にもさせないようにと活躍する姿に感動し、この話をHappyFirstの仲間に伝えたい、とHappyFirstSchool内で、2019年の秋、講演会を企画してくれました。有料のイベントにし、そのお金をイブラヒムに渡した時、イブラヒムは泣きながら喜んだそうです。

そして、イブラヒムの話を聞いて、
自然と何か彼の支援をもっとしたいな、と思った人たちが
何かをしたいと動き出していくのでした・・・・

明日からは、その講演会を聞いたひとりの男子中学生の物語を
書いてみようと思います。

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続きはこちら。

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▶イブラヒムのことがわかる動画

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応援・拡散頂けると嬉しいです。

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▶そもそもHappyFirstってなに?という方へ