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still dreaming (hour) vol.2によせて(選曲についてとかバーチャルライブをやる意義とか今後についてとかの話)

バーチャルライブ「still dreaming (hour) vol.2」をご観覧くださった皆様、誠にありがとうございました。
皆さんのおかげでex. happyender girlは生き長らえていると言っても過言ではありません。

よかったらアンケート答えてやってください。かなり参考にします。

前回のstill dreaming (hour) vol.1が2022年の夏ということでおよそ2年ぶりという。空きすぎ。
一応バーチャルライブとしての前回は4月に公開した1時間くらいのやつになるんですけどもあれはエイプリルフール企画みたいなもんなのでバンド形態のライブはほんとに2年ぶりですね。
ライブというものは本来もうちょっと高い頻度でやっていかないといけないと思うんです。
やっぱリアルタイムなイベントに参加することでの盛り上がりとか記憶に残る感じって馬鹿にならないと思いますし。
あと、ライブでやったら必ず盛り上がる定番曲みたいなのも作りたいと思ってますし、それをやるにはやっぱ回数やんないとなって感じです。
なので次回を一応9月開催という直近に置いてみました。

選曲について

以前アンケートした内容をちょっと参考にさせていただきつつ、今自分がやりたいとか聴いてもらいたい曲を選んでやりました。

特筆点

一番最初は「移民の歌」「その後の少女たち」「リマインドミー!」を選曲に入れてまして、それらは個人的に代表曲然としてるし定番曲を作る上でも入れておこうかなと思っていたんですが、なんかそればっかりで飽きたな……と思って外しました。アンケート見てもそんなウケてなさそうなので。
ex. pop music収録曲が今回一切入ってなくて、好きな人はごめんなさい。聴きたい人はアンケートで推してください。
アンケートを受けた結果としては、「youth」はすげえ人気だったんで入れました。確かにあのイントロはクライマックスっぽさがあると思う。でも多分次回はやらない。
あと「感傷性とは滓」は当初やる予定なかったんですが、実は今回のライブをやるために公開リハを一回全然別の選曲でやってて、そこでやったら楽しかったので採用しました。
あとは「スカイフィッシュ・イン・ザ・ブレイン」を土壇場で外したり。そんなところ。

反省点としては、「ギミサムウェポン」か「broadcast (past)」のどっちはやったほうがよかったなって。完全に個人的なあれなんですけどあの2曲のどっちかがないと締まった気がしない。
これを踏まえて次回は上の2曲のどっちか、そして「移民の歌」「その後の少女たち」はやると思う。あとはアンケ結果踏まえます。
どうも「これは前回やったから今回はなしでまた次でいいよね」みたいな思考が働いてしまうんですけど、定着させたいなら毎回やったほうがいいんだろうな……。
よく「昔は売れた曲ライブでやらなかったりしたけど、『お前は飽きててもお客さんは初めて見るかもしれないんだ』って言われて心を入れ替えた」みたいな話をいろんなバンドのWikipedia見てると出てきますけど大事ですよね~~でもうちは別に売れてるわけじゃねえしな~~~~~~~~~~
てか「その後の少女たち」がアンケで得票数ゼロなのがネガティブな意味なしで衝撃でした僕は。人気な曲の認識がズレてる。
人気投票やったんですけどもっかいやった方がいい気がしてきたな……。

ライブをやる意義とは

ついでにこの機会にうちらがライブをやる意義について書いとくか。
バーチャルライブをやる動機ってまあ「やりたいから」に尽きるんですけど、そこに意味を付与するなら以下の2つがあるかなと思ってます。

楽曲のアップデート

これは単純に昔の曲をアップデートするって意味ですね。今回だと「ストレンジ・スマイル」と「手と手」が相当します。
「ストレンジ・スマイル」はベースラインを更新しました。なんか変だったので。
「手と手」は歌詞を変えました。あとラスサビに間奏を追加してますね。本来は2015年当時からラスト歌い終わってからアウトロの2小節を追加したかったんですけど、当時「曲は3分未満か5分以上にする」という謎の縛りを設けていたのでスパッと終わる形になってます。
そんな感じで単純にライブをやると昔の曲を手直しできるんですよね。中身だけじゃなく音的にも10年間の曲を並列に置けるのでそれは良いことだと思う。
聞き手としても90年代以前から今に至るまで活動してるバンドに対しては、昔にリリースされた曲を聴くと「今の音で聴きたいなー」って思ってライブ音源を探すことがよくある。

楽曲に対する認識のアップデート

ここが一番デカいと思う。
つまり、楽曲ってリリースした時点で「リリースされた当時の音楽」として固定されるじゃないですか。
例えば「てきとーあるばむ」に入ってる曲ってバーチャルライブで取り上げないと永遠に「2015年の音楽」として古くなってくだけだと思うんですよね。
楽曲自体もそうだから前項で書いたような手直しが必要なこともあるし、それに対する聴き手の認識もライブでやらなきゃ時間が経つにつれ「古い、顧みられない曲」として古くなっていってしまうと思うんです。
ライブっていうのはそれを「今この瞬間の音楽」として蘇らせる作業だと捉えてるんですよね。「10年間の曲を並列に置ける」っていうのは概念的にもそうで、「手と手」と「改善」を並列にしてこれらを生きてる曲にしていくっていうのがライブの一番の意義です。
「やりたいから」以外に意義があるならばこれに尽きる気がします。

記憶に残すこと

「認識のアップデート」と同じようなことをまた書くんですけど、早い話が活動してなくて忘れられないアーティストって稀有じゃないですか。
それこそ我々みたいな零細ボカロ音楽サークルは即忘れられると思うんで、こういうライブをやることで「現在進行系である」ということと、「9年ほどやってきたサークルである」ということをリアルタイムで体感してもらいたいという願望もあってライブをやってる気がします。
あとやっぱみんなで盛り上がる体験って記憶に残りますしね。
僕は現場主義とかかなり嫌いですけど言ってみりゃインターネットが我々の現場なんで。盛り上がっていきたいとは思っております。

今後のバーチャルライブ

アイデアだけはいろいろあって、たとえば5分以上の曲しかやらないライブとか、3分以下の曲しかやらないライブとかをやってみたいとかはあるんですけどひとまずは回を重ねることが大事だと思うので直近はフリーテーマでいく予定です。

来年はhappyender girlが10周年、ex. happyender girlとex. pop musicが5周年ということでex. pop musicの全曲やるライブとかもやってみたいんですけど確定でないので必ずやるわけではないです。
実際去年maiden's cafeが5周年で、再現ライブやりたかったんですけどできなかったし。主にcandy ghostのアレンジがめんどくさいせいで断念しました。今年はpop music [defeated]が5周年ですけどあいつもchaos disneyと依代になり給へがかなりめんどくさいのでやりません。

というわけで直近の予定としては多分9月にstill dreaming (hour) vol.3をやります。
当初は9月7日に置いてましたが8月31日に新しいフルアルバムを出す予定で忙しすぎなので未定とさせてください。9月中にはやりたいです。

さいごに

こういう形ですがライブできますのでVRChatで呼んでください。
対バンとかもやりたいです。対バン企画の名前ももう考えてるんで、あとはやるだけなんで。
あとライブ以外でもインタビューとか受けたいんで、他にもなんかオーダーあったらやりたいです。すべてに応えられるかはわかりませんが。
よろしくね~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

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