色めがね

昔、友人に
「あのCMいいよね」
と友人に言ったら、
「〇〇（CMに出ていた俳優）好きなんだ」
と返ってきた。

その俳優さんではなく、
そのCMの雰囲気が好きだっただけなのに。

以前私が
とある番組をよく観ていることを知った友人が「〇〇（番組のMCの芸人）、好きだよね」
と言った。

その芸人さんは嫌いじゃなかったけれど
むしろ番組の中身が好きだったのに。

人が物事を捉えるときに
フォーカスするものって、
人によって微妙に違うことは、
今思えばわかることだけれど。

当時は、
わかってもらえないことに
ショックだったし、がっかりもした、
そして悲しかった、
わかり合えなかったことに。

人は、自分と同じように
物事や世界を見てはいないし、
実際、見ることはできない。

人は、無意識に
自分自身の
経験という眼鏡を通して
物事を見ようとするから。

その眼鏡は、
生きているうちに少しずつ色づけされ、
理解に足りない情報は
想像力で勝手に穴埋めされてしまう。

だからこそ、
伝えたいことは、
言葉を選び、その選んだ言葉を尽くし、
丁寧に綴っていくことは大切なんだと思う。

もっと真摯に
言葉と自分自身に向き合っていこう。

来年はもっと言葉を綴っていきたい。

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#でも丁寧に言葉を選んでます
#日々の生活の中で感じること
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