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ビジネスにおいて数値管理を徹底する

「お金持ちになりたい」「ビジネスで稼ぎたい」という方の中で「数値管理は、徹底している」という方は、どれぐらいいるでしょうか?

あなた自身は、収支管理や、売上利益管理、行動目標数値など、管理してますでしょうか?

中には、「数字のことは苦手」「数字なんかみたくない」「だからこそ、いっぱい欲しい」という人もいるでしょう。

でも、億越えコーチや、億越えコンサルタント、経営者を見ていると、数字管理はかなり徹底していました。

私自身、元経理なので、数字に対してのアレルギーは、ありませんが、数字を細かく管理するのは嫌いです。

複雑な数字をかき集めて、表やグラフにするのは、ナンセンスだと思いますが、絶対に押さえておかないといけない数字というのは、存在するのも、理解しています。

今回は、数字管理の重要性と、工夫について書いていきたいと思います。


◆押さえるべき数字

ビジネスの形態にもよりますが、押さえるべき数字は、実は、そんなに多くないと思っています。
むしろ、多くしない方が良いとも思ってます。

□新規問い合わせ数
□リピート率
□求人
□離職率(定着率)

1つずつ解説していきます。

□新規問い合わせ数

ビジネスによっても違ってきます。
リストの増加数だったり、フロントサービスへの申し込み(参加数)、あるいは、個別相談など、売り上げに直結する数字を、ご自身のビジネスに当てはめて考えてみて下さい。

なお、SNSのフォロワー数は、売り上げに直結するとは限りませんので、この場合は、参考数値として、把握する程度となります。

フォロワー数を追っかけるビジネスはオススメしません。
それは、資金に余裕のある大手の戦略です。
(こういうこと、案外教えてもらえないんですよね)
もちろん、コツコツとフォロワーを増やすための努力は必要です。でも、最優先順位ではないのです。

□リピート率

ビジネスをしていれば、購入してくれたお客様のどれぐらいの割合でリピートが起きているか、把握する必要があります。
実際に、新規に6の労力が掛かるところ、リピートは、1の労力で済みます。
なのに、新規ばっかりでリピート率が低いビジネスをされている方が非常に多いです。

そのためにも、この数字を把握しておくことですね。

□求人

ここまで来ると、一人ビジネスの方には、関係のない話になってきます。
しかし、ビジネスを拡大することが想定されるのであれば、求人問い合わせの件数などは、重要になってきます。
特に店舗展開などが視野に入られている方は、求人の重要性を強く実感していると思います。

求人(問い合わせ件数)が増えるのは、企業としての魅力度が高まっていると言えるでしょう。

□離職率(定着率)

求人と同様に大事なのが、離職率(定着率)です。
せっかく採用しても、すぐに辞められてしまっては、元も子もないです。
求人もハローワークなどでない限りは、求人広告などで、お金も掛かっているし、教育の時間も掛かっているはずです。

企業によっては、「いくら辞めてもいい、いくらでも採用するから」という姿勢のところもあるかと思います。

しかし、個人的には、非効率な経営の仕方だなと感じます。
そういう企業を否定するわけではないですが(実際、そういう会社にいたこともありますし)、自分が経営するなら、効率の良い経営を心掛けたいと思ってます。

◆押さえるべき数字から、何を読み取る?

押さえるべき数字の4つ(一人企業なら、2つ)を理解したなら、そこから、何を読み取るべきでしょうか?

大事なことは、数字を管理して、そこから、このままの行動でいいのか?それとも、何か行動を変える必要があるのか?この2点を判断することです。

数字とは、「過去の行動がどのような結果を生んでいるか?」と言うことに他なりません。

数字を見れば、うまくいっていること、うまくいってないことが一目瞭然になります。
それなのに、うまくいってない人ほど、数字を見ない傾向があります。

答えは、単純。
「間違った行動をしていると認めたくないから」です。

人は、いつだって、自分が正しいことをしていると思いたい生き物です。
それは、私でも、そうです。

◆リストを積み上げる

この場合のリストとは、「顧客リスト」のことです。
デパートなどに買い物に行くと、すぐ、顧客情報などを書かされたりしませんでしたか?

今は、公式LINEへの登録などが、多くなってきましたが、これも、顧客リストの1つですね。

このリストをいっぱい持っているのに、有効活用できてない方もいます。
そもそも、リストを集める、積み上げる、という発想自体がない方もいます。

そういうところは、薄利多売系に走る傾向があります。
高級店ほど、顧客リストなどを大事にしています。
今は、理解できなくとも、重要だということを頭の片隅に置いていただければと思います。

◆ビジネスをしていなくても

ビジネスをしていなくても、数字管理は大事です。
だって、あなたもよく使っているじゃないですか?
そう、【お金】のことです。

お金の数値管理は、【貯金額】(資産額)に現れてきます。

数値管理をしない人のところには、「大きなお金」はやってきません。

「値札を見ないで買えるようにしたい」というのと、
「お金(数字)のことを考えたくない」というのは、全然違います。

むしろ、数字をきっちり追った結果、「値札を見ないで買えるレベル」に到達するのだと思います。

◆数字のことを考えるのは苦手なら・・

先に仕組み化してしまうことです。
例えば、お金の貯金額がだいじなのであれば、毎月「貯金額」を定額で引き落とすなどの仕組みを導入してしまうことです。

「そんな当たり前のことを・・」と思うかもしれませんが、案外そういう設定をしてない人も多いものです。

保険やNISA(ニーサ)で積み立てするのも、いいですが、普通に積立預金するのでも、十分です。
なんなら、最初は封筒に別にしておくのだって、良いと思います。
私も最初は、封筒+タンス貯金を地で行ってましたから。

まずは、仕組みさえ作ってしまえば、あとは、運用するだけです。
毎回、考えることをしなくてもいいように、初期の段階で、ルーティンを作っておくのがいいでしょう。

朝起きて、歯を磨くのと同じ感覚です。
ルーティンにしてしまえば、いちいち考えて行動しなくて済みます。

◆数字化さえできれば

あとは、行動の見直しをすればいいだけ。
行動の見直しに、必要な分析さえできれば、そんなに難しいことではないでしょう。

どこの数値を改善していけばいいか?だけを考えていけば良いだけになります。
複雑な分析ツールや、指標を使わなくても良いと思います。
そういうことは、研究者に任せておきましょう。

◆行き当たりばったりを減らす

とにもかくにも、「行き当たりばったり」は、ビジネスではタブーです。

行き当たりばったりで、いい結果が出れば良いですが、それは、あくまでも、結果オーライでしかありません。
狙っていく戦略を取っている中で、行き当たりばったりでの、いい結果が出たというのは、アリにしても、全面的に「行き当たりばったり」では、長期計画を立てることもできません。

「行き当たりばったり」は、余暇だとか、旅の中で楽しんでください。

ある意味、中心的な戦略ではなく、大きい視点での戦略はちゃんとあるけれど、仔細の部分は、余白を残すというのなら、その中での「行き当たりばったり」は、OKでしょう。

◆結局、目標と現時点とのズレを調整

目標と現時点のズレを調整するのが、ビジネスだと思います。

このズレを調整するために、可視化するために、数字として落とし込んでみるというだけです。

悩みと言うのは、「本来、こうあるべき、こうしたい」目標や夢、願望があり、それに対して「今、こういうことがうまくいっていない」というギャップが【悩み】となる訳です。

自分の悩みを解決していくか、人の悩みを解決するか?という違いはあれど、常に人は、【悩み】というギャップを抱えているモノです。

このギャップが少ない人が【幸せ】なんです。

そのためには、目標の大きさを下げるか、現時点の状況を改善するか?のどちらか、なんですね。

目標の大きさを下げるというのは、決して下方修正ということではなく、「今に感謝する」と言うことでもあります。
今に感謝しつつも、目標値は高く掲げておく。
この両輪をうまく回すことができれば、幸福感と現状改善のための努力の姿勢を反比例させることなく、高まっていくでしょう。

数字と向き合うことから、逃げずに、成長していくことができれば、ビジネスも、きっといい形になっていくと思います。

あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。

今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

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