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◆「イイコ心」という言葉に出会った

昔、カウンセリングビジネスに関わっていた時に、カウンセリングの勉強をしたんですね。
その時に、いろんな言葉に出会いましたが、その中の一つに「イイコ心」という言葉があったのです。
「イイコ心」が高い人ほど、生きづらい。

だから、カウンセリングすることで、カウンセリングする前とした後で、このイイコ心の数値が下がっているかどうか、一つの指標となっていたんですね。

イイコ心以外にも、自己信頼心など、今では当たり前に聞かれる言葉も、カウンセリング勉強の時に、出会いました。

30代も初めの頃だったでしょうか、15年以上も前の話になりますね。

◆イイコ心とは

「イイコ心」というと、子供だけに適用されるように思えるかもしれないが、イイコでいようとする心は、大人になったとしても、簡単に消えるものでもないのです。

イイコ心は、「誰かに認められたい・愛されたい」
そのために、「本当に自分がしたいこと」の気持ちを抑え込み、親や周りの大人の言うことを聞く、自立心や反抗心のない、優等生タイプになってしまう。
自分の気持ちが抑圧されていることに、無自覚ながら、誰かを傷つけちゃいけない。自分の気持ちさえ、我慢すれば、周りがうまくいくんだ、という幼少期の誤った刷り込み体験から、起きることが多いようです。
 
特に、聞き分けのいいお姉ちゃんタイプとか、長男長女に多い傾向があります。
弟・妹ができることで、どうしても、親としては、上の子に我慢してもらうことを選択してしまいがち、なのは、いつの世も、そんなには変わらないですね。

今でこそ、弟・妹が生まれた時こそ、上の子を、より気に掛ける、というのは、知識・情報として出てくるようになりましたが。。

◆なぜ、イイコ心ができてしまうのか?

考えられるのは、親から十分な愛情をもらったという実感がないこと。
特に、大きいのは「評価されることでしか、愛情をもらえない」と子ども心に思ってしまったこと

心理学的に言うと、そういった、「条件付きの愛」を受けて育った人は、人生の過程で、「無条件の愛」を実感する機会がなければ、また同じように自分の子供を「条件付きの愛」で育ててしまう。

そうして、出来上がっていくのが、「見捨てられる不安・恐怖」
それが、根底感情として、出来上がってしまう

要は、条件を満たせなければ、自分はいらない子、できない子、邪魔な子・・・いろんな表現はありますが、見捨てられ感、満載ですよね。

◆波動・エネルギーの観点から言うと・・

自分の中がエネルギーで満たされてないから、人を評価したり裁いたりすることで、エネルギーをもらおうとする、エネルギーヴァンパイアになってしまう。

子どもが、どんな子であれ愛を注げるようになるには、それ以前に、親自身が「エネルギー的に満たされる」ことが重要になってきます。

でも、この世の中、「仕事ができるか」「勉強ができるか」そんな観点で評価しまくっている気がします。

それと人を人として愛を注ぐというのは、全然別のこと。
でも、それが同一化してしまっている風土も少なくないでしょう。

親が搾取されない、自由でいられる、存在しているだけで認められる、そんな優しい世界だったら、自然とエネルギーに満たされ、人にも自分にも自然と優しくなれると思います。

◆イイコ心を手放さないとどうなる?

□人の目を気にしてしまうので、自信が持てない
□行き過ぎると、心疾患症状が起きてしまう(パニック障害など)
□心疾患から来る、身体への病気を誘発してしまう
□不登校や出社拒否にも繋がる
□究極、自殺・他殺にまで追いつめられる


◆人の評価を異様に気にしすぎる人たち

□目上にペコペコ、目下に横柄
□評価がすべてで、本心から来る思いやりではなく、建前での行動が多い
□表面的なお付き合いだけ、上手、時間が経つと、本性が出てくる
□カッコつけしい
□本人の存在価値ではなく、家族の職業だとか、年収とかで、人を評価しようとする
□人間関係の問題が途切れず、生きるのがしんどそう


◆イイコ心を手放すと、どんないいことがある

□自然体でいられる、生きるのが楽になる
□人の目を気にしなくて済む
□ストレスが減るので、自然と健康になる
□笑顔が増える
□最終的には、自分自身を愛し信じられるようになるので、自信に繋がる


◆結論:

「幸せに生きる 自由に生きる」に繋がっていく。

よく考えたら、私、職場でも上司におもねる気があまり、ないのです。

人に評価されようが、されまいが、私は私という、感じがするからなのでしょうか?

そうは言っても、友人たちからは「いい人すぎる!」と言われてしまうこともありますが。

でも、この場合の「いい人すぎる!」というのは、あくまでも人の想像を上回る、「与える」気持ちとか行為に対して、言われることが多く、イイコ心から来る、誰かの評価のために、動くのと違うのです。

誰かの評価のために動くのは、深層心理として、「不安・恐怖」から来るもの。

結局のところ、本当の意味での「愛された実感」がないと、いつまでも、人は、「愛されたい・認められたい」の慈愛願望欲求を満たそうとする行為を続けることになってしまいます。

最後に、

どうやったら、「イイコ心」は下げられるの?手放せられるの?という疑問が出てきているままだと思います。
これについては、文字だけで伝えたり、情報だけを渡してしまうのは、変な意味、「赤ちゃんに包丁を渡してしまう」ような気がしています。
包丁も、きちんとした指導のもと、扱い方もわかっている人がそばにいてこそ、「美味しい料理」になると思うのです。

きちんと、タイミングや、伝え方の良い方法を考えたうえで、お伝えできたらなと思います。

まずは、自分自身で「イイコでいることをやめる」
そのことを決めるだけでも、本当に必要な情報は、あなたに合った形でやってくると思います。

あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。

今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

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