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あまりにも目まぐるしくいろんなことが起こる日常に生きている 思春期と更年期は似ている?!

最近、私は焦っている。なんでかというとあまりに時が流れていくのが早いから。そして、その流れている時の中で、あまりにもたくさんのことが起こっているから。

ニュースでは、まるで歴史の授業の一幕であるかのように、日々更新されていく戦争の情報。

それに加えて、刻々と変化する経済状況(らしい)。今朝は急激な円安についてのニュースが流れていた。

それだけじゃない。毎日毎日気温が変化し、季節が巡っていく。季節に合わせて、環境が、空気が、植物がものすごい勢いで変化していく。冬が終わり、気温は、上げ下げしながらどんどん春になって、花粉が飛んで、ニョキニョキ緑色が生えてきている。と、同時にあちこちにブンブン飛び始める虫たち。

更年期に入っている私の体は、上げ下げの気温にうまく対応出来ずに、急に暑くなったり、寒くなったりする。

ホルモン治療で落ち着いている時もあるけど、時々、ドピュッと、まだ自分の力でホルモンを出すこともあるみたい。そうなると、治療の効果にゆれが出る。グルグルと目が回って、気持ち悪くなったり、心臓がドキドキしたりもする。

とにかく、私自身が感じること、考えること、まわりから影響を受けて移り変わる感情も目まぐるしく変わる。

これって一体どういうことなの??? と考える間もなく過ぎていく。

まわりはちゃんと目的に向かっているのに私だけ、オタオタして、ちゃんと変わっていけない感じがする。

変化するのは嫌いじゃない。それなのに、今、私が直面している変化に、うまく対応できていない。

きっと、実際には、私自身も、着実に変化に向かっているんだと思うけど、それがどこに向かっているのかまだよくわかっていない。

だから、なんだか焦っている。何に向かって変化しているのか、自分でわからないのが不安。

ふと、こういう感覚、はるか彼方の昔にも感じたことがある気がした。

なんとなくだけど、10代の頃。残念ながら当時の私が考えていたことはどこにも残っていないからはっきりしたことは覚えていない。しかも、はるか遠い昔のこと。でも、10代から20代にかけて、なんとなくこういう焦燥感の中で生きていたような気がする。

変化しようと思って、何かをするのは嫌じゃない。でも、自分が意識する間も無く変化に押し流されるのは怖い。

身体が自分の意識とは別の次元でどんどん変化していく。突然襲いかかって来る、カッと身体が燃え上がるような熱さ。その後に、シュパーと吹き出す汗。一瞬、意識のシャッターが落ちてしまったように感じる。そして、子宮が突然ギュウウと縮むような感覚。生理が来るのか、来ないのか。気がつけば、生理は2ヵ月来ていない。

お腹の底から胸から喉を通ってドクンと何かが飛び出そうになる。何が出る? 何が出たい?

これがイライラしている感覚だということに最近気づいた。

私の身体は、変化しようとしている。肌の潤いがなくなって髪の毛のハリもなくなってきた。なんだか細くなってきた気がする私の髪の毛。白髪も増えた。そして辛いのは、身体中の関節の痛み。四十肩に膝の痛み。浮腫みのせいなのか、単に肥えただけなのか、やけに重たい身体。

更年期に一気に来る身体の変化は、老いを象徴するものも多いから、生命がしぼんでいこうとしているような気がして落ち込む。そう、落ち込み、落ち込め、落ち込んだ、落ち込んでやる! 

書いているうちに、自分のことを書いているのか、誰か私じゃない別の人の感覚を書いているのかわからなくなってきた。

私は何について書いている? 何について書きたい?

言葉がたくさん出たがっているのだけど、うまく出してあげることができない。

ここで書きたかったことは、こんなふうに、自意識過剰で、やたら内省的になったり、急に落ち込んだり、感情が目まぐるしくなったりしている自分が、まるで思春期の頃に戻ったみたいな気がしていることだったはず。でも、肝心の思春期の頃の感覚がよく思い出せない。

急激に身体が熱くなって、これ以上歩けないと立ち止まってしまった。家に帰れずに、カフェに駆け込んで冷たい飲み物を飲んだ。そして、ここに吐き出していたら、少しドクドクが弱まって、ちょっと落ち着いた。

思春期の頃のことはよく思い出せないけど、でも、やっぱり、私は今、2回目の思春期にいるんだと思う。どうか、この2回目の思春期を乗り越えて、2回目の大人の人生を、自分らしく生きていけますように。




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