YOUR TIME 第2章 未来をやり直す

子猫の里親見つかりました皆様のご協力に感謝ですお騒がせしましたありがとうございました予期の精度を高める13の方法
🕐予期の現実感が濃い人は総資産が30%多い

脳内で起きる予期と想起を目的に沿って調整する

私たちが感じる時の流れとは、脳内で起きる予期と早期の連なりに他ならず、それゆえに現実の時間とのズレが頻繁に発生する。
この点を理解しないままだとせっかくの時間術が逆効果になりかねない。
時間を使いこなすためには次のステップを踏むべき

1 時間に関する自分の個体差を把握する
2 まさしく個体差に適した技法を選ぶ

10年後の自分を考えてみる
10年後の自分とどれくらい繋がりを感じられるだろうか?

予期のリアリティー濃度の違い

良きの現実感が濃い人ほど資産額が多いのは、10年後の自分を私事として捉えることが可能だから

さらによきのずれは資産だけでなく生産性も左右する

テスト勉強のためにゲームを控える
会議資料作成のために飲み会を断る
これらの行為が成り立つのはあくまで容器のイメージに現実味を感じられるからこそ

★私はこの予期は全くできない。
明日の自分さえ想像できない。明日のために今日の楽しみを我慢しようということもできない。
自分はこの予期が全くできないということにやっと気づくことができた。
ではどうすべきか。。。
の続きが楽しみだ。

🕐予期の個体差は4パターンに分類できる

1予期が薄い・・・将来のイメージとのつながりを感じられない状態
2良きが濃い・・・将来のイメージにつながりを感じられている状態
3予期が多い・・・将来に発生しそうなイベントの数が多い状態
4予期が少ない・・・将来に発生しそうなイベントの数が少ない状態

❶禁欲家(予期が濃くて少ない)
将来の自分とのつながりが強くすべきことが明確な状態

❷容量超過(予期が濃くて多い)
将来の自分とのつながりは強いもののすべきことのイメージが多すぎる激しい朝にと圧倒されたような気分が生まれやすく最終的にどの作業も進まなくなりがち

❸浪費家(予期が薄くて多い)
将来の自分とのつながりが感じられないのにすべきことのイメージが色々と頭に浮かび続けている状態
遠い未来のタスクに現実感を抱きづらいせいで重要度が低い目の前の作業を優先しがち時間を浪費した気分に襲われることが多くなります

❹無気力(予期が薄くて少ない)
将来の自分とのつながりが感じられずすべきことのイメージも限られた状態無気力と怠惰に襲われやすいタイプ

🕐予期のずれ1。。。予期が薄すぎる
病気が薄いと将来の自分が。で他人ごとのように重い長期のプロジェクトを行う時ほど時間の見積もりが歪みやすくなる

:成績が悪い
:感情をコントロールできない
:健康レベルな低下する

容器が薄い場合このような症状が出がち

<タイムボクシング>

・パーキンソンの法則。。。仕事の量は与えられた時間を満たすように拡大する

長い締め切りを設定したせいで将来の自分がより遠くに感じられ時間の見積もりに歪みが生じた結果としてパーキンソンの法則が発動する

★タイムボクシング

あらかじめ特定のタスクに一定の時間を割り当てその枠内で作業を終わらせるシンプルな技法
具体的な期限や目標成果マイルストーンなどを設定するのがタイムボクシングの基本
ボックスは絶対的な存在事前に決めた時間に達したらまだ作業が終わっていなくても仕事を切り上げる

タイムボクシング5ステップ

1・適切なタスクを探す
完了までが長いタスク。。。予期が薄い人ほど時間がかかる作業を後回しにしがち。そのため長大なプロジェクトコードタイムボクシングに向いている

刺激がないタスク。。。良きが薄い人は刺激が少ないタスクに取り組むのが苦手。あらかじめ期限を決めておかないと将来の自分とのつながりを感じにくいから

2・作業の目標を設定する
割り当てる作業が決まったらそのタスクで何を達成したいのか?
いつまでに達成したいのか?を考える

時間の長さをゴールにしても構わない。
はっきり数値で把握できるゴールを設定するのがポイント

3・逆算で時間を設定する
取り組むタスクと目標が決まったら、次はそのタスクに時間を割り当てカレンダーに記入する。
いつタスクに取り掛かるか?
いつタスクをやめるか?決めるのはこの2つだけ

タスクの優先順位
自分自身>人間関係>仕事、勉強

4・結果を評価する
決めた時間内にタスクが終わらなかったとしても作業途中でやめて次のボックスに移る。1日のボックスが終わったらその日の最後に表結果の評価を行う。
目標は達成できたか?予定通りに行かなかった場合は何が問題だったのか?
その日に終わらなかったタスクを翌日のボックスに再配分する。

タイムボクシングで予定を組むと予期が薄い人ほど焦りや不安が和らいだ気分になる。
全てのタスクをボックスに組み込むことで将来の自分がより身近に感じられ時間の感覚を自らの意思でコントロールできている感覚が生まれる。

オプション1 アンパッキング

タスクの所要時間の正確に予測できない人が多いのは作業を十分に要素分解(アンパック)できていないからだ

オプション2 ビジョンエクササイズ

1 タスクを選ぶ

2 リラクゼーション。。。体をリラックスさせる。椅子に座って目を閉じたら鼻から5秒かけてゆっくり息を吸い、1秒だけ息を止めたら、今度は5秒かけて口から吐き出す。全身がリラックスするするまで繰り返す。

3 イメージング
体がリラックスしたらステップ1で選んだタスクの締め切り直前にいる自分を想像しその詳細はできるだけ具体的にイメージする。
3分から7分ほどイメージし続けたら想像の自分から離れて呼吸の意識を戻しゆっくりと目を開く

将来の自分とのつながりをます効果がある

オプション3 ロールレタリング
将来の自分に手紙を書こう

ステップ1 想定往信
3年後の自分を思い浮かべる。その自分に悩みを相談する内容の手紙を書く。具体的な困りごと。今の自分の考え方が含まれるように書く。

ステップ2 想定返信
STEP1で書いた手紙を読み返し今度は3年後の自分になったつもりで返事を書く。具体的なアドバイスを含めるように意識する

オプション4 デイリーメトリクス

数ヶ月から数年かかるような長いプロジェクトを「日単位」で考えてみる

3ヶ月よりも90日という表現の方がご対戦のレベルが高くなる
明確な将来のイメージを予期しやすくなる

🕐予期なずれ2 予期が濃すぎる

脳内に浮かぶ余計なこだわりが強く将来の目標から外れる行為は無駄で無責任と考えやすい

:ゆっくり人生を満喫できていない
:ゆっくりと心を休める時間がない
:常に正しいことをしなければいけない
:趣味を楽しんだり友人と会う時間がない
:時間と労力の大半を効率化に費やしている

生産性を高めたい将来のメリットを高めたいという気持ちが強すぎるあまり長期的に人生を狂わせてしまう

<プレコミットメント>

プリコミットメントは事前に細かく遊びのスケジュールを決めておく方法
予期が濃すぎるなら1年先の遊びの予定を事前に立てておくぐらいのちょうど良い

オプション1 リマインディング

決断は将来的に後悔するかもしれないと自分に言い聞かせる技法

10年後の自分は後悔するだろうかと考えてみる
それだけでも大局的な視点が将来の幸福につながる行為をスケジューリングできるようになる

オプション2 ビジュアライズ
ビジュアライズはリマインディングをさらに細かくする技法
現在から将来までのタイムラインを1週間から1ヶ月単位で細かくイメージしていく

オプション3 機能的アリバイ
仕事で頑張ったまたは金銭的に得をしたと考えられる状況では必ず贅沢な遊びを計画するという考え方

1 高い得得コストを投下した後に自分への贅沢を設定する
2 金銭コストがかからない状況を探して自分への贅沢を設定する

予期が濃すぎる人に対して正当な理由があるのだから生産性がない行為をしても良いというアリバイを与える。

🕐予期のずれ❸  予期が多すぎる

やるべきイベントの数が多すぎて意識があちらこちらに目移りしてしまう状態
予期の多さには他に2つのパターンが存在する

1 迷いが多い・・・時間の見積もりを歪ませる
2 ルートが多い・・・心の中で複数のオプションが競合し合う状態

よきの量が多いと脳内では将来のイメージがいくつもせりめき合い
脳内の認知リソースが分散し1つのタスクを処理するパワーまで失われる

<SSCエクササイズ>

SSCエクササイズとは・・・
開始(START)
停止(STOP)
継続(Continu)

価値の低いとタスクを特定し予期の数をできるだけ減らす
実行すべきタスクが多い人ほど最終的な成果まで出せない傾向がある
全体の時間の40%以上はどうでもいい作業に使う人も少なくない

ステップ1  タスクのリストアップ
今後の1週間でやろうと思っていることを全て書き出す

ステップ2  SSCクエスチョン
リストアップした全てのタスクについて以下の質問の答えを考えてみる

質問1  社会的価値の質問
すでにそのタスクを達成し周囲の人に成果を報告しているところを想像する.
そのタスクを達成したことで周囲の人たちにどのような影響があったか?
そのタスクに時間を使ったことでみんなは喜んでくれたでしょうか?

質問2  緊急性の質問
家族が休業で倒れ毎日23時間看病に使わねばならないと想像する
このようなシチュエーションで私が選んだタスクにはどれくらいの緊急性があるか?

質問3 個人的価値の質問
すでに私は自分で大成功を収め使い切れないほどのお金を持ち誰からも憧れている名誉を手にしたと想像する.
その時私が選んでタスクはどれくらいの価値があるか?

質問4   移譲の問題
信頼できる仲間がどんな仕事でも手伝いますと申し出てきたシーンを想像する。この時そのタスクをどうするか?

ステップ3  価値が低い仕事の特定と分類

採点が終わったら全ての得点を合計する
10点以下だった場合は完全に放棄するか誰かに任せる
点数が低いタスクを特定したらその作業を3つのカテゴリーに分ける

。放棄タスク。。。すぐにやめても目立って悪影響がないタスク
。委任タスク。。。最小限の手間で他人に任せることができるタスク
。修正タスク。。。内容を見直せば価値を高められるタスク

オプション1 エンゲージメント速度を上げる

エンゲージメント速度とは
仕事を始めてからどれだけ早く認知を切り替えて集中できるかというポイント

1 仕事に関して今差し迫っているまたは気になっている最も重要な問題を3つ選ぶ
2 プライベートに関して今最も差し迫っているまたは気になっている重大な3つを選ぶ
3 スマートフォンのメモアプリに1と2で選んだ問題を全て書き出しその最後に
今日私は仕事とプライベートの問題にとらわれずやらねばならない重要な仕事や勤務に集中することを許可しますと書き込む

オプション2  熟慮プランニング

予期が多すぎて綿密な計画を立てても無駄になってしまうのではと、
無数の予期を産んでしまう人に効果的

何かトラブルが起きた時は状況が悪くなった時は一旦立ち止まって対策をよく考えると事前に紙に書き出しタスクの実行中は常に目に入る場所に置いておく

不慮のトラブルに弱い人に効果的

オプション3  障害プランニング

今日の仕事でどんな問題が起きるだろうかと考えてその対策をリストアップしておく
障害 同僚に仕事を頼まれる➡対策 予定が遅れていたらはっきりと断る
障害 ついSNSをチェックしてしまう➡対策 SNSの使用を制限するアプリを入れる

不慮のトラブルに弱い人ほど試す価値がある

🕐予期の個体差にふさわしい時間術を選ぶには?

❶禁欲家・・・予期が濃くて少ない
時間の問題が起きにくいタイプ

❷容量超過・・・予期が濃くて多い
実際には時間をうまく使えても常に脳内にやるべきことのイメージが浮かびそのせいで不安や焦りが多い

❸浪費家(予期が薄くて多い)
長期の成果につながらないタスクに目が向きやすく最終的なパフォーマンスが下がりがちなタイプ。

タイムボクシングとSSCエクササイズを徹底して目指す。
作業が面倒で続かないケースがよく見受けられるので、
アンパッキングやデイリーメトリクスのように手間が少ないオプションから手をつけ予期のトレーニングになれるようにする

❹無気力・・・容器が薄くて少ない
頭に浮かぶイメージの数が少ない上に長期のゴールにも意識が向かわないのでモチベーションが上がらない

タスクの種類や環境によってタイプが切り替わる
そんな時はテストだけではなく自分の感覚や感情も判断の材料に使ってみる



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