➁短答試験に0.8%で落ちた話(1年目)

 こーんにちわー!アカギです!本日はタイトルにもあるように私が公認会計士の勉強を始めて初めて受けた短答試験での悔しい経験について書いていきたいと思います。。
 私が初めて短答試験を受験したのはちょうどコロナが流行ったはじめの5月の短答試験でした。この年は異例中の異例の年で本来あるはずの12月短答がなくなり、5月短答だけの年でした。(つまり、受験者数が約2倍)実際私が受けた会場でも人があふれるほどいて、帰りの電車は2本遅らせなければならないほどでした。
 そして、管理会計が1問目が解答なしという問題で混乱し、計算問題も難しすぎて正直午前中にメンタルがえぐられ(蓋を開けてみれば40点代でも十分合格圏内という内容でした)、休憩時間は試験用紙の回収及び確認でほとんどなく、人が多かったせいでトイレにもぎりぎりいけるぐらいで、極めつけは机がA4用紙2枚分ぐらいのサイズしかないとい事態でした。
このような不足の事態はこのましたが自分なりになんとかやり遂げた感触はあったので正直受かっているかなという気持ちはありました。
しかし、結果は番号なし。短答試験は選択式なので自分で採点できるのですが合格基準点を見るとまさかの4点差、、。悔しすぎて約1か月ぐらい夜寝ても途中で起きてしまうという状態が続きました。私は人一倍1年で試験に受かるという気持ちが強かった(今となってはどれだけ厳しい目標だったかわかる)し、当時大学3回生だったので1年で受かり働きながら大学のキャンパスライフも楽しむという子供じみた計画をたてていたので5月短答を失敗したことで無条件にあと1年以上勉強漬けの毎日を送らばければならないことがこの時点で確定したのです。しかし、合格発表からしばらくたち精神的にもだいぶ落ち着いいて結果を冷静に分析したところ私の実力と短答試験合格には0.8%以上の大きな開きがあることに気が付いたのです。
 まず、当日の私はとても運が良かった。直前にちらっとみた金融商品取引法の冊子の部分が企業法の問題でまるまるでたのです。(2問とも)つまり、この時点で神様から10点プレゼントされているようなものです。加えて、財務会計の連結総合問題で総合資産を答えるもんだいがあったのですが親会社のB/Sに含まれている子会社株式を消去するのを忘れるという超凡ミスをしていたのです。(このミスをしなければ合格していた。ここで凡ミスが不合格に直結するといいう言葉を身をもって体験しました。)そして、審査会が出している点数と人数の分布を見ると合格点の1%下には100名以上の受験者がいたのです。
 このことから1%以上の壁が私にはあることに気づき、12月短答試験(これとは別にまたブログを書きます)まで半年を切っていたので自分の目標と足りないところを全て洗い出しました。
具体的にはまず、私は企業法(金商法を除いて)及び監査論に関しては合格点に十分達していたため、一問一答を購入し定期的なメンテナンスと応用論点を少し勉強するにとどめ、簿記と財務会計論及び管理会計のテストの分析及び1つ1つの論点の把握を徹底しました。
 すると、やはり基礎論点を十分に理解できていないことに気が付いたのです。(お恥ずかしい話補助部門を配布する意義やABCの目的等)短答試験は選択問題ではっきり言うと最後は暗記勝負なのでどうしても視点が枝葉の部分にいきがちですが、特に管理会計や簿記にかんしては全体の流れや言葉、計算の意義、会計処理の方法とその背景にある理論を理解する等俯瞰した視点がとても重要なのだと思いました。(これはのちの論文にも役立ちます)
そして、12月短答まで愚直に勉強漬けの毎日を再スタートするわけです。
今回はここまでとします。最後まで読んでいただきありがとうございました。いいねやコメントをいただけると今後のモチベーション維持にもつながりますのでよろしくお願いいたします!


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