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慢性副鼻腔炎 手術の記録《その1》 手術に至るまで

手術記録を書いてみる

2024年5月28日、内視鏡下鼻副鼻腔手術と下鼻甲介粘膜切除術を行い、無事に帰ってまいりました。
記憶の新しいうちに手術記録として残してみようと初投稿!

私自身も動画やnoteの記事などで少し予習していたけれど、病状は人それぞれ違うよなぁと痛感。
同じ症状でお悩みの方に、一例として参考になれば嬉しく思います♪

副鼻腔炎の発症

2020年風邪をこじらせて汚い鼻水が止まらず耳鼻科へ。

トレイを持たされて鼻うがいをしてくれるおじいちゃん先生で、抗生剤ジスロマックを服薬治療。あまり効かずに追加投与で2週間様子を見て、抗生剤を変えて…としても悪化するばかり。

こりゃダメかと1ヶ月経って近くのクリニックに転院。
CTで右側の上顎洞に膿が溜まって真っ白だったので、マクロライド系の抗生剤の長期投与を開始したものの3ヶ月経っても膿は消えずCTは真っ白…
初期治療がよくなかったかな?とのことでしょんぼり…

あまりに痛みの症状がきつければ手術も視野に入れた方がいいと言われたものの、すぐには手術に踏み切れず、鎮痛剤やスプレーなどでしばらく様子を見ながら定期的に通うことになる。

止まらない鼻血

とにかく副鼻腔炎を悪化させないように朝晩抗アレルギー剤を飲んで、だましだまし過ごすこと3年。

ついに2023年11月、さすがにおかしいのではと思う出血が🩸

職場の保育園で給食を取った後急に右側からたらーっと鼻血が出だし、慌てて止血するも2時間ほど止まらず…
どばーっではなくだらだらなので、エプロンのポケットにビニール袋を入れて止血しながら事務作業。(両サイドのポケットかなり役立った!(汗))

その後耳鼻科に行くも、出血部分見当たらず原因不明…ネットで調べると鼻の癌とか怖いことも当てはまる気がしてダメダメ!

2024年に入り、1月後半も2日間10分ほどの鼻血DAYで、嫌な予感はほんのりあり…


予感的中で1月31日、また夜じわじわ出血し、喉の奥にも固まりが落ちてくるので吐き出すを繰り返す。

翌日も止まりきってはいないものの職場は新入児対応が目白押しの時期で出勤。対応中マスクが赤く染まらないようヒヤヒヤしながら仕事しちゃいました。

夕方耳鼻科受診の際、スコープで診てもらうと右側頬の裏からの出血と判明し、翌日総合病院での止血処置の紹介状を書いていただく運びに…ちょっと無理しちゃったかな…

総合病院受診

2月1日紹介状を持って9時受診。

鼻を診るなりぱんぱんに腫れていてなんのこっちゃわからないのでと、血管収縮剤を含ませたガーゼで両鼻ゴシゴシ抜き差し悶絶(TT)

涙でぐちゃぐちゃになったけど、直後息しやすく爽快!8時ごろ出血が止まったところだったので、出血箇所や原因などは不明…

また出血しないよう圧縮されたスポンジを挿入し、圧迫止血となる。

アイヴァロン 鼻出血用パッキング 水分を吸ったら膨らむようだ 
画像参照:メディカルオンライン

CT検査もして3日後の再受診まで詰めっぱなしのスポンジちゃん…
膿の鼻水のきつい匂いと、37度前半の微熱、口呼吸でプチパニックになりながらもなんとか過ごす。

再受診では「1,2,3っっっっ」でスポンジ引き抜いてまた悶絶処置に耐え、「力んで目を閉じたら鼻の穴小さくなるよ」の教えを守り、薄目半開きで大きく息を吸ってやり過ごす術を少しマスターできた…
ありがとうございます(TT)

CT結果腫瘍などはなく、1箇所歯に通じてるところがあるかもなので歯科受診も勧められた。(歯性の蓄膿症もあるみたい)

結局謎の出血の原因はわからなかったけど、上顎洞と篩骨洞が膿でパンパンなのは変わりないし…かかりつけ医、職場、家族とも相談し手術することに決める。

歯も怪しい右奥歯全て、虫歯跡など神経痕から調べてもらったが、膿の原因とはっきり言える箇所はなかったこともあり…この際手術しかないか!と。

手術の目的

①膿が溜まって換気が悪くなった副鼻腔の小部屋を、内視鏡を使って大きな空洞にして換気をよくする、排泄を確保する

副鼻腔炎が治る鼻に、環境を整える

②アレルギー性鼻炎のため腫れている下鼻甲介の粘膜を切除して、換気ルートを確保する

キーワードは 「換気」  っぽい。
とにかくよくないものは出しちゃって、いっぱい空気を吸いたいよ…

手術は一番早くて3ヶ月後だったので、仕事もしっかり申し送れるように段取りを組んで、計画入院への運びとなる。
いよいよだ、ドキドキー!!!
鼻詰まりのないどんな世界が待っているんだろう(ღˇ◡ˇ)



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