なぜ覚せい剤を辞められないのか

覚せい剤、シャブ、S、スピード、氷…様々な言葉に置き換えられ、このネット上でも売買されている悪魔の薬。
昔みたいにヤクザがやってるってよりも、学校の先生だったり、プロ野球選手、アイドルや歌手まで、一般人にもその魔の手は広がっている。

私もただの会社員だった。一回くらいなら大丈夫だろう、そんな気持ちで薬を使った。それが7年前、いまだに辞められていない。ものを目の前に出されたら使ってしまうだろう。

なぜ辞められないのか。これを使えば逮捕されるし、刑務所に行ってくさい飯を食わねばならない、時給60円の強制労働が待っている。
それでも使いたいと思う時がある。苦しいとき、不安な時、それを忘れさせてくれるからだ。
これさえあれば安心。そんな魔法の薬に脳が刷り込まれてしまった。

きょうはNAに行った。10年辞めている仲間がいた。開口一番どうやってやめているんですかと聞いた。答えは返ってこなかった。シャブはやめている。そんな言葉だった。

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