ふしぎな出逢い

 今日の夕方、嬉しいことがありました。
公園の椅子、屋根もテーブルもありました。彼処で、ラテ(98円)を飲んでました。
そこに、ある女性(アラフォーティ)が通りかかりました。わたしは、頭を下げました。別に他意はありません。顔も観ていません。わたしは、ずっと、九品とヴァルナとジャーティーを考えていました。いわゆる、カーストと、青黄赤白の四つの蓮華、と九品について。わかりません、わたしには。
 彼女は、帰りみちに、わたしの隣に座ってきました。そして、わたしに話しかけ始めました。ほんに、ビックリぽんです。どんな気紛れでなんしょうか?私の思索は中断しました。それでも、わたしたちは、2時間も話しました。なのです。
 親の介護のはなし。とか、dementiaのはなしとか。彼女は、ただ公園に座っていたわたしに、いろいろ話してくださいました。内容は守秘義務ですから他人には話しません。ふしぎな、出逢いです。わたしは、医療や宗教の欺瞞について話しました。批判のつもりはありません。彼女も、否定しません。無力なのに権力や地位がある、のは仕方ないとおもいます、わたしは。「ですよねぇ」と、彼女は。
 暗くなるまで話しました。さわやか、でした。本音でした。医療関係者なのか、ペグやポートやPSWのことばが通じました。
 なんで、でしょう、か。組織依存の人とは話しが通じない、そんな毎日なのに。なんでやろ?愉しい、ひとときでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?