3つ目の居場所があったなら。
帰属意識の強い日本人は今日も居場所を探している。
学生の頃は学校と家が居場所。
社会人になれば会社と家が居場所。
でもその両方がもし居場所じゃなくなった時あなたはどこにいくのだろ。
そんな時、もう一つ居場所があればなって思うのかな。
日本の社会問題でもある『引きこもり』。
二つしかない窮屈な居場所で毎日過ごしていても明日はやってくるけどきっと笑えない。
日々、目に入ってくるものから自分自身と対比し妬みや嫉妬、劣等感を作りだす。
毎日の生活を過ごす中で少しずつ心から湧き出てくる負の感情が間違った選択を助長してしまうと思ってる。
ぼくは人を変えるものは絶対的に環境だと信じてる。
環境が変わらなければなにも変わらないとまで思う。
学校で悩んでる時、職場で悩んでる時、家のことで悩んでる時、半歩でいいから外に出てみたくなるそんな居場所があれば、どのくらいの人の心を救えるのだろう。
アドラーは人間の悩みの根源は全て対人関係にあると言っている。
だとするならば対人関係の悩みを解消できるもの対人関係からくるんじゃないか。
ぼくはそう思う。
近年、AIの開発が進み機械学習から構成される相談ポットなんかもたくさん出てきた。
AIにできることはたくさんある。
でもAIは人の感性に訴えかけるはできない。
あくまで人の感性に訴えかけることができるのは人なんだ。
人の心は人の心からしか救えないんだ。
生きることが辛くなった時、何もかも投げ出したくなった時、逃げ出したくなった時。
そんな時にふと立ち寄れる場所が増えるといいな。
見えてる世界だけで生きないように、「幸せを感じられる心」と「幸せを共有出来る仲間」を見つけれるそんな場所。
それを作るのが社長の一番の仕事じゃないか。
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