ふく。

どうも、ファッションに興味が全くないSOJIです。
今日はそんなファッションに興味のないSOJIが偉そうにアパレルを語ります。(アパレル 何も知らない)

普段、服は全く買わない僕ですが、昨日興味深い記事を見つけました。

ドンキ、オフプライス参入記事です。
https://www.bcnretail.com/market/detail/20200319_163292.html

オフプライスの説明はここで。
https://www.sbbit.jp/article/cont1/37197

簡単に言うとブランドが今まで焼却処分していた洋服を安価で買取り、安価で提供すると言うお店。
今までファッション業界は過剰在庫をタグ切りや焼却処分で処分していました。
しかし今では環境に悪いと非難されアウトレットに出品するブランドも増えてきました。
ではなぜブランドによっては環境に悪くてお金もかかる焼却処分を選ぶかと言うと、ブランドイメージを守るためです。
いつもセールをして在庫処分していては、安っぽいブランドとイメージが消費者に付き、いけてないブランドになってしましす。
イメージを守るため、ブランドは慣れべく商品を定価で売りたいのです。
しかし焼却処分してては今の時代の風潮で企業が叩かれる。
バーバリーがいい例です。
20万のコートもタグ切ってしまえば数万そこら以下です。
この一長一短の選択をブランドはしなくてはいけません。

こんな中、影響力、資本、認知度を兼ね備えたみんなが知ってるドンキがオフプライスに参入するのです。
ブランドの過剰在庫をドンキが買取り安価で売ります。
しかもこれは中古とは限らず新古品も多く含まれます。
消費者は新品同様のものが定価以下で買えるのです。
しかもドンキは多額な投資をして、世界各国から過剰在庫を買い付けてます。
これが定額以下で買えるとなれば、もはや服を定価で買う人は減っていく一方なのではと思います。
定価で売るために焼却処分してる必死にブランドイメージを守っているブランドも定価で売れなくなるでしょう。
購入者の所得ごとでセグメントすると大きく二種類、高所得者と中所得者。
両者に共通する購買軸で価格があります。
高所得者は価格以外の価値を知っている人が後者に比べて多いと思います。
ここで言う価値とは、エシカル などです。
時代の風潮でもあるサステナブルなブランドだったりが該当します。
中所得者は価格が購買軸に一番に影響してくると仮定すると、多くの人はオフプライスに足を運び、定価でわざわざ買う人は少なくります。
そうなると既存のブランドはますます厳しい状況になるのではないでしょうか。
ここで生き残るブランドはいかに消費者に共感を得るかがポイントになってきます。
それ以外はロープライスのオフプライスストアで事足りるのです。
これからフォーエバーなどのようにブランドががどんどん日本から撤退すると思います。
僕はあんまり興味ないですが、価格競争にに負けない共感を得るブランドが一つでも増えて欲しいなと僕は思います。

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