健康の話~初めての大腸内視鏡検査

健診結果


先日会社で行った大腸ガン検診の結果が「要精密検査」で返ってきた。

麻雀打つ人は健康に無頓着な人が多い印象があるが、俺は健康に関しては結構気を付けているし体調不良はめちゃくちゃ気にするタイプだ。煙草は吸わないし酒は嫌いじゃないけど一人では飲まない、徹夜も十代で卒業、ストレスがかかりそうな仕事は可能な限り避けている。

そもそも当たり前だが健康って全ての大前提だ。遊びも仕事も生活も健康である事があってこそ。人生に於いて健康を手組や押し引きだとすると麻雀や他の趣味なんて字の切り順レベルでしかない。

生まれて初めて健診で再検査になった。
調べてみたら大腸ガン検査で陽性になった場合、実際大腸ガンである確率は3~4%位らしい。

これを見て「なんだ殆ど大丈夫やんけ」と思う人もいると思うけど俺は自分の体に対してはそう思えないタイプなんだよね。

これって山に3枚残りのダブリーを一発でツモられるのと同じ確率だ。それで自分がガンってめちゃくちゃ怖くないか?勿論ガンでもすぐ死ぬ訳では無いし治療しながら日常生活を送っている方も沢山いるがやはり怖いものは怖い。

後、俺は祖父が大好きだったんだけど胃ガンから最後大腸に転移して亡くなってるんだよね。遺伝要因もあると思うのでそこもちょっと怖かった。

祖父の話

ちょっと話逸れるが祖父は昔から「大丈夫。大丈夫。」が口癖だった。

俺は三月生まれの未熟児だったので幼少期は体が小さくて小学校低学年までは常に他の子の陰に隠れて「友達欲しいなあ…」って思ってる様な子供だったんだけど凹む事がある度に祖父は「◯◯(本名)は大丈夫。大丈夫だ。」って言ってくれた。

中学生位までは「大人が大丈夫って言ってるって事はよく分からないけど大丈夫なんだろうなという安心感」高校生からは「自分の事を完全に信頼してくれるているんだなと言う嬉しさ」を感じていた。

幼少期に自分の事を100%肯定してくれる存在って後の人生においてめちゃくちゃ大事だと思ってる。自己肯定感的の育成的なあれで。

祖父は俺が大学二年の時に亡くなったんだけど最後に「大丈夫」と言われたのは大学一年の時だったと思う。
麻雀のせいで年間で2単位しか取れなかったから真面目な両親は怒り&呆れだった。もうこの頃かなり祖父は容体が悪かったんだけどいつもの様に「大丈夫」と笑いながら両親をなだめていたな。

その後自分の為と言うよりは祖父をがっかりさせたく無くて何とか卒業は出来た。多分祖父がいなければそのままメンバーやりながら退学してたんじゃないかな。サンキューじっじ。

一周忌の時に話の流れで父に「じいちゃんって昔から大丈夫って口癖だったよね。」って言ったら「うん。まあそうだけど別に昔からじゃない。お前が小さい頃あまりにも弱くて心配ばかりしてたからな。多分その頃からだぞ言い出したのは。」って答えられた時はちょっと泣いた。

祖父のnoteはこちら↓M関連以外では一番読まれてるし書いた頃からフォロワーさんかなり増えてるから良かったら読んでやって下さい。
https://note.com/hirokering/n/n7f7b48973c2f

病院へ

って検査で引っ掛かった事を伝えたら「じゃあ内視鏡しましょ」となった。ただし前準備が必要なので一週間後にする事に。

内視鏡検査当日



朝早く起きて「ムーベン」という強力な下剤(腸管洗浄剤)を飲むんだがこれがきつかった。
薄めた塩水にレモンを足した様な味で2Lも飲む必要がある。途中かなり吐きそうになったが何とか飲み干し病院へ。

内視鏡検査は麻酔をかけるので苦痛は少なく人によっては、起きたら終わってるとの事だったが俺は効きが悪いらしく全く眠くならなかった。なので多少の痛みは感じたが大した事は無く正直2Lの塩水の方がきつかった。

医師と一緒にモニターを見ていると「んポリープ?あるので取るね~」とその場で切って貰えた。
取ったポリープを検査するので一週間後に来てくれと言われ終了。その時にガンかどうか伝えるとの事。こういう時の一週間は長い。

最終結果


一週間後病院に行き結果を聞いた。
「良性でした」
なんかポリープにも放っておいてもガン化しない良性と将来ガン化する物があるらしい。俺は運が良い方だったみたい。

その後医師に聞いた事
①大腸ガンは進行が遅いガンなので基本的に内視鏡検査は毎年受けなくても大丈夫。
②ただし早期発見出来れば他のガンよりも圧倒的に予後が良いので検査の陽性陰性に関わらず三年に一回は受けよう。
③健康診断の検査はガンであっても陰性が出たり今回の用にガンで無くても陽性判定が出るからとにかく内視鏡検査が大事。
この辺は覚えておこうと思った。

こういう事があると健康の大事さが身に染みますね。皆さんも気を付けて下さいね。ではまた!




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