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『星に願いを』二つの手記と一つの付記と極秘文書三一九号

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『星に願いを』全十一話(完結)をまとめました。 創作大賞2024 ファンタジー小説部門に参加中。 ヘッダーはちょびさん(https://note.com/chocobis_24/…
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#ファンタジー小説部門

『星に願いを』第十一話(最終話)      ──七つ村に関する二つの手記と一つの…

 部屋はいつの間にか元の白さを取り戻していた。  その中心でぼんやりと立ち尽くす私の耳に…

十四
1か月前
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『星に願いを』 第十話          ──七つ村に関する二つの手記と一つの付…

<極秘文書319号> 持ち出し不可 閲覧不可   手記 二    『七つ村 探索者イサキによる…

十四
1か月前
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『星に願いを』 第九話          ──七つ村に関する二つの第九話手記と一…

 付記    『記述者 北面担当所属 F.カザミ』  手記はここで終わっている。続きはない…

十四
1か月前
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『星に願いを』 第八話         ──七つ村に関する二つの手記と一つの付記…

 発見された書物は森の民が修繕し大切に保管するという決まり事。  だがそれを気に入らない…

十四
1か月前
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『星に願いを』 第七話          ──七つ村に関する二つの手記と一つの付…

  手記 二    『七つ村 探索者イサキによる記述』    ここから先は私が書かなければ…

十四
1か月前
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『星に願いを』 第六話          ──七つ村に関する二つの手記と一つの付…

「よく頑張ったね。少し休憩しよう。」  だいたい一時間ほどは歩いたでしょうか。  気がつ…

十四
2か月前
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『星に願いを』 第五話          ──七つ村に関する二つの手記と一つの付記と極秘文書三一九号──

 あの日。  あの朝に戻りましょう。  肌寒い早朝。  ハルヤさまは小書庫にお見えになりませんでした。  時間に正確な方でしたから、きっと何か事情があると思い、元々は一人でやるはずでしたし気にせずに作業を進めていたのですが、やはり雑多な、分類の分かりにくいものが多くて。  判断できず、ハルヤさまを呼ぶべきかどうか私は悩んでいました。  いずれにしても朝食の時間が迫っていました。遅刻してはまた叱られてしまいます。  少し早めに切り上げた方が良いだろうと思い、片付け始めると、

『星に願いを』 第四話          ──七つ村に関する二つの手記と一つの付…

 さてあの日の朝ですね。  あ。でももう一つだけお話ししなければ。  あの日、あの場所で…

十四
2か月前
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『星に願いを』第二話          ──七つ村に関する二つの手記と一つの付記…

 あの日の朝。  私は朝早くから一人、別館の小書庫の中で書物の整理をしていました。  そ…

十四
2か月前
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『星に願いを』 第三話          ──七つ村に関する二つの手記と一つの付…

 あの日の朝。  私は別館の小書庫で作業をしていました。  ああ、でも小書庫の説明もいた…

十四
2か月前
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『星に願いを』第一話          ──七つ村に関する二つの手記と一つの付記…

※  [全十一話完結(30,260字)。毎週火曜日二話ずつ更新予定。] ※ [創作大賞2024「ファンタ…

十四
2か月前
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