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猫がおしえてくれたこと(2)

※猫がおしえてくれたこと(1)
https://note.com/happy_sage160/n/nbc78582d4b45?sub_rt=share_b
のつづきです。


我が家には3匹の猫がいるのだが
いづれも同居している実妹の猫だ。
過去には、総勢5匹と賑やかであったが、
それぞれ17歳と19歳で天寿を全うし、
今は3匹のみだ。

妹には「困っている(ように見える)猫と偶然出会う」という特殊能力がある。
親とはぐれたのか、生後すぐで目も見えないのに
1匹だけ取り残されて、ニイニイ鳴いている仔猫とか
怪我をして、雨の中で死にかけている仔猫・・
我が家の猫たちは、そんな経緯でやってきた子たちばかりだ。
姉妹でも、わたしは60年生きてきて、そんな猫たちに出会ったことは一度たりともない。

***

ある日、妹の友人から連絡が入った。
"自宅の庭で仔猫が鳴いていて、毎日エサをあげていたら近所のおじいさんに「鳴き声がうるさいのでなんとかしろ」と怒られた。どうしよう?"という内容だ。
妹に相談すれば、なんとかしてくれると思ったのだろう。

妹は、すぐに友人宅に駆けつけ、仔猫を捕獲保護した。
その友人は事情で猫が飼えないので、里親探しも妹がすることになった。

この話を聞いて、わたしは激怒した。
飼えないなら無責任に手を出すんじゃない!
手を出したなら最後まで責任を取れ!
人間の勝手で翻弄される猫だって堪ったものじゃない。
全くの人ごとであるにも関わらず、最近までたまに思い出してはまた腹を立てていた。

***

そして夏至の日に戻る。
もうお気づきの方もおられると思うが
このときの出来事が、エサを手に外へ踏み出した途端
パッとフラッシュバックしたのだ。
そして気がついた。

なに?この状況??
大激怒の元になった彼女と
同じことをしているのでは⁉︎

同じ状況に立たされてやっとわかった。
「ああ、彼女もこんな気持ちだったんだな・・」
「気になって気になって、いても立ってもいられなかったんだ」
勝手に激怒して、心から申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

ぐるぐると考えているうちに
仔猫はどこかに行ってしまって、
二度とわたしの前に現れることはなかった。

***

その2日後の「数秘学お話会」の中の一コマで
夏至に起きた一連の出来事の意味するところが何だったのか?謎が解けた。

数秘学で読み解く2020年代(〜2029年)のテーマは「大波乱」。
コロナでスタートした2020年以降、まだまだ大波は続く気配だ。
大波に翻弄されることなく、自分の道を歩んでいくにはどのように過ごせばよいのか?
数字が示すメッセージは・・・

正しさを持ち込まない
いい悪いの枠を外す
ジャッジしない

ジャッジしない!

ジャッジしない!!

これだ。
わたしはジャッジしていた。

無責任なのは悪いこと
責任感があるのはいいこと

薄っぺらな正義感を振りかざして腹を立てていた自分を大いに恥じた。
あの小さな猫は、わたしに

これからの時代を生きるなら
そっちじゃないよーこっちだよー

と導いてくれたのだろうか。
わたしが気がついた途端に、目の前から消えたキジトラの仔猫。

夏至に始まったちょっと不思議なハプニングは、
数秘の智慧で読み解かれ、わたしに大きな気づきをもたらした。

仔猫と数秘に教えてもらったことを忘れずに、この「大波乱」を自分らしく泳ぎきれるよう、ますますの精進を!と誓うのであった。

***

6/23に開催された
数秘学で読み解く
「2024年後半〜2025年はこうなる」お話会
は7/4にアーカイブ配信でご覧いただけます。
7/4(木)14:00〜16:00、19:00〜21:00
詳細・お申込みはこちらからどうぞ。
https://system.faymermail.com/forms/22205






































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