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仕事への考え方・向きあい方

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2020年11月の記事一覧

#64 他人にはあなたの居場所はつくれない

 ときどき「自分の居場所がなくて辛い」という方がいます。  居場所や、職場での居場所のつくり方について、まとめてみました。 ”居場所”とは ”居場所”には、2種類あります。 「あなたがあなたらしく居られる、心が安らぐ場所」と「自分が必要とされていると感じられたり、人から期待され、その期待に応えられる場所」です。 どちらも共通して言えるのは、”居場所”はあなたにとって居心地の良い場所でなければ、”居場所”にはならないということです。  この2種類が、ひとつに纏まっている

#63 雑談のちから

 たとえ仕事だけの関係性だとしても、業務以外のことを話さないのは、堅苦しい感じがありますし、チームワークがとりにくい状況になりがちです。そんなとき、雑談は潤滑油となって関係をスムーズにしてくれます。  私の体験をもとに雑談について、まとめました。 私の人間関係のクセ 私は、研修など、そのときだけの関わりの場合はそうでもありませんが、学生ならクラスメイト、職場なら同僚といった、長期間関わっていく関係性のとき、馴染むのに時間がかかります。  特に同僚に関しては、経験を積んで

#60 「無敵」と思いがちな卒後3〜5年目はお局の予備軍である

 年長者で自己主張が強かったり、年少者に辛くあたったり、仕事をしなかったりする人をお局といいます。  1、2年目のころは、厄介なお局をみて「自分は絶対あんな先輩にならない」と心に誓う方は少なくありません。  それなのに、いつの間にか周りからやりにくい人、怖い人になっていて、年齢自体は若いのに、言動はお局のそれと同じだったりします。  特に、その兆候が現れやすい、卒後3〜5年目のスタッフについて、まとめてみました。  *ここでいう、卒後3〜5年目のスタッフとは、複数の部署

#58 見切りをつけるなら辞める、留まるなら覚悟を決める

「やっていられない、辞めたい」「こんな職場クソだ」と言いながら、なんだかんだ続けているあなた。今すぐその考えを捨てましょう!  日々、忙しい業務に追われ、厄介な患者さんの相手をし、感情的になりやすい同僚たちに囲まれ、愚痴を言いたい気持ちはものすごく理解できますし、愚痴を言うことで多少気持ちが晴れることも、経験的に知っています。  でも、愚痴を言って気が晴れても、所詮は一時的なもの。なんら根本解決には至っていません。  愚痴を言うだけではなく、その先に進む方法を、まとめてみ

#57 「どうありたいか」問いかけ行動する

 あなたは職場で、どんな人、どんな看護師でありたいと思って働いていますか。  私は、「一緒に働いて負担にならない人」「また一緒に働きたいと思われる人」でありたいと思っています。  あっさりしていますが、この中には色々な要素が含まれています。  まず、「一緒に働いて負担にならない」ということは、信頼して仕事を任せられるということです。自身で判断ができ、ひと通りの仕事を行うためには、それなりの知識や経験が必要になります。  患者さんからの信頼も、仕事ができてこそ得られるもので