富山県は豊かな県なのか
衆議院議員総選挙が10月27日にありますね。私は、その日は夫と旅行に行く予定で富山県にいないので、昨日、期日前投票をしてきました。
同日、実は富山県知事選挙があり、富山県はダブル選挙です。県知事選は現職とうちの近所の方がなぜか選挙に出ていて、なんで出たのだろうと思っているところ。いやいや、それはいいのですが、そんなわけで期日前投票は県知事選も一緒にしてきました。
そんな富山県ですが、木下斉さんの今朝のvoicyで富山県は経済的に豊かな県だと話をされていて、意外に思ったのです。でも、豊かってどういうことなんでしょうね。
富山県は経済的に豊かなのか?
なんとなく、東京は豊かで、地方は貧しいみたいなイメージがあるけれど、今は逆転しているのだという話をされていたのは、この放送!!
全世帯の可処分所得(手取り)が一番高いのは富山県なのですって。富山県ってそんなに可処分所得の高い県だったの?ってびっくりします。
今、富山県で生活をしていても、あまりその実感はないですけれど、こうやってデータでみると、なかなか説得力がありますね。
全世帯 可処分所得
1位富山県 464,635円
47位沖縄県 315,819円
これってかなりの差ですよね。なにが違うんだろう・・・。
そして、中央世帯 可処分所得
1位富山県 420,262円
47位沖縄県 298,701円
可処分所得-基礎支出・・・これが豊かさか?
1位三重県 264,553円
2位富山県 259,642円
47位沖縄県 169,141円
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001389727.pdf
詳しくは、このデータでご確認ください。
こうやってみると、県によって大きな差があるんだなぁって思って、びっくりします。
富山県は持ち家率が高い
そういえば、富山県は長期間にわたって高い持ち家率を維持しているエリアなんだそうで、2世代、3世代で住んでいる家が多いのだそうです。
そして、正規雇用で働く、夫婦共働きの世帯も多いのだとか。
要は、富山県民は働き者で、がめつい(笑)県民性なのだと言えるのかもしれないですね。がめついってわかるかな?
つまり、こういう働き方や家族構成などが、上記で書いた富山県民は経済的豊かさがあるということにつながっているような気がします。
本当の豊かさとは?
富山県は経済的豊かさがある県だと数字をみて良く分かったのですが、果たして、それが本当の豊かさと言えるかどうか。
辞書で調べてみると、
1、満ち足りて不足のないさま。十分にあるさま。
2、経済的に恵まれていてゆとりのあるさま。
3、心や態度に余裕があって落ち着いているさま。
4、量感のあるさま。
5、他の語について、基準・限度を超えているさま。
を意味するそうです
決して経済的な豊かさだけではないとわかります。でも、経済的な豊かさは、やっぱり精神的な余裕も生みますし、必要条件であると思います。
経済的豊かさを得るための努力はもちろんですが、今の生活に満足する、自分のまわりの人に感謝する、人に優しくする、こころ穏やかに過ごす、など出来ることはたくさんあるはず。
本当の意味で、豊かな富山県であればいいなとふと思ったのでした。