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【富山】立山、美女平散策で新緑の木々にふれ、自然を楽しむ

今日は、最近よくお世話になっているトコトコさんにガイドしてもらって、立山の美女平に行って来ました。

前から行ってみたいと思いつつ、なかなか一歩が踏み出せなかったのですが、背中を押してもらい、楽しんで来ました。

写真多いですが、良かったら一緒に楽しんでもらえたらと思います😊


美女平へ出発

トコトコのガイドさんとは、立山駅で待ち合わせ。

10時10分発、立山駅から美女平へ、ケーブルカーに乗ります。

立山駅から乗るケーブルカー、車体が斜めになっています

ケーブルカーの終点が美女平です。

今日のツアーメンバーは、私達夫婦とガイドさん、ガイドさんのお仲間の方2人の計5人、ガイドさんは、ほぼ貸し切りで行動です。

お仲間の2人の方はケーブルカーに乗らず、材木坂を登ってきたそうで、美女平で合流しました。

さて、早速、散策道に入ります。

上を見上げると、新緑、青い空、とても気持ちがいい

天気が良くて、新緑が際立ちます。木漏れ日が気持ちの良い日というのがピッタリです。

少し歩くと、杉の木の幹がくり抜かれているのを発見。これは、昔、木を伐採すると処罰されたことから、真ん中だけ切り取っていた時の名残なんだとか。木の生命力はすごいですね。

木の真ん中だけ切り抜かれています
雪が多いところなので、木が上に伸びることが出来ず、横に伸びています
足元に咲く花、名前を聞いたけれど忘れてしまった
立山杉の巨木、火炎スギ
真ん中に人が入れるような空洞があり、何か違う木の根が見えます
違う2種類の木が合体しているのか?こんな木をよくみかけます
大きな木にツルのような木が巻き付いている、こんな木がとても多い
木の枝の先端がこぶのようになっている、これは木に感染のようなものが入って、木がこれ以上伸びないようにしているんだとか。

美女平は、立山杉とブナの木が混在する、珍しいエリアになるそうです。木がいろんな形で共生しているんだなって、なんだか不思議な感じがしました。

それにしても、森林浴というのか、本当に適度な疲れと癒しで、自然を満喫!!

コースの半分くらいのところで、そろそろお腹が空いてきました。

自然の中で昼食

各自、弁当を持参でしたので、おにぎりとおかずを少し、途中で買ったからあげくんを食べてお腹はいっぱいになりました。

ガイドさんたちは、お湯を沸かして、コーヒーを入れてくれました。

淹れたてのコーヒーとお菓子まで、おいしくいただきました
そばにあったクロモジの新芽を取ってクロモジ茶を作りました

もしかして、ホントは植物を採ったらダメだったかも・・・ですが、少し楽しませていただきました。通りがかったご夫婦にもふるまったら、とても喜んでいただけました。

クロモジ茶は、ホントにさわやかで美味しい!!新芽の時期だけの贅沢なお茶です。

さて、お腹もふくれたし、そろそろ出発。

少し歩くと、こんな花がありました。名前を聞いたのですが忘れてしまい、写真を撮りながら音声データで名前を記録出来たらいいのにって思ったり。

私の記憶力の問題か・・・(笑)

この花の繁殖力の強さにびっくりします、葉っぱの先端から新芽が出るのです↓
これが、葉の先端から芽がでて根付いているところ。根でも増えるし、種でも増えるんだそうです。3通りの繁殖方法で増えていくのですね。

森林の中をあるくと、木が折れて切り株のようになってるものが多くありますが、その切り株の上から、別の木が生えてきている、そんなものがたくさんあります。

木の切り株から、別の木が生えています

そして、切り株の上に生えた木が大きくなり、切り株が朽ち果てると、根のところが空洞になります。

木の根が立っているように見えます、この空洞のところに以前は木の切り株があったのです

木の話をいろいろと聞くと面白いなぁって思うし、長い年月をかけていろんなカタチになってきているんだなって感じます。

そして、また大きな立山杉があります。

天涯スギ

大きな木がたくさんあり、見ごたえがあります。

森林の中を歩くガイドさん(先頭)と私

ガイドさんは73歳です。頑張ってついていかないと(笑)

立山スギ、不老樹


これは人の二の腕みたい・・・二の腕の振りそで?!
これはおんばスギという大きなスギだったそうで、それぞれ左右に折れてしまったようです、写真ではうまく伝わりませんが、かなり大きなスギでなかなかの迫力でした


ミツバオウレンの花のあと、白い花が咲くそうです

帰路へ

さて、約3時間のゆっくりとした散策が終わり、美女平駅に戻ってきました。ほぼ貸し切りのガイドさんなので、聞きたい時に聞くことができますし、写真を撮りたい時に撮り、自分たちのペースで回ることが出来る、なんとも贅沢なツアーでした。

さて、美女平駅からケーブルカーに乗ります。一番先頭に乗ることが出来ました。一番前が運転席、そして、すぐ前が荷物を積むところ。冬はスキー板などをここに積んだりするようです。

美女平駅から立山駅へ、ケーブルカー
トンネルを下ります

約7分間の乗車時間、かなりの急勾配です。
立山駅~美女平駅の往復運賃は1,980円、高いと言えば高いですが、でも一日ゆっくり散策できることを考えれば安いですよね。

帰りは、砂防博物館を少し覗いて、程よい疲れを感じて帰宅。

なんとも贅沢な一日を過ごしてきました。今度は紅葉の時期に来てみたいと思います。今度はガイドなしでもこれるかな?少し、屋外のアウトドアグッズも欲しくなってきました(笑)

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