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ガラちゃんのポエミーなひと時〜開けゴマ〜168


ゴールデンドア

高校生くらいから若しくは卒業後から役者の世界に修行に入ったとした時現在20代後半位から30代半ば過ぎの役者さんはその時が一番頭も体もピークである事を心して置いて下さい
何が言いたいかと言うとこの後は味やうまさは勿論身に尽くし役者の勉強は死ぬ迄続くワケだが一番旬の段階がそこである事を考えて事にあたってほしい
残酷なことを言うとその段階で何かしらモノになってないといけないしなってて当然なのです
まわりと比べ自分がどう評価されているかを気にしていかないといけないのです
つまりは年上の役者から見た時その役者さんのピークを評価されてしまうので
謙虚に自分磨きをせねばその先は有りません
所詮アナタの中の一番がそこなんだと見透かされている事を自負しておごらずに役者修行を続けて下さいまし
でないと時間はあっという間に過ぎ去ります
とは言え
45歳以降に売れる役者さんもいるし中には
50歳〜60歳以後から売れる役者さんもいる
ただ勘違いしてはいけないのは
長くやったから売れるというワケではなく
単純に運が良ければの話しで宝くじも買い続ければ当たる可能性があるってだけで当たるとかはまた別問題だと思う
子役時代に売れても大人迄売れる保証は無い
子供だから売れ
10代だから売れ
20代だから売れ
30代だから売れただけの話で死ぬまで売れる事とはまた別次元の話しなのです

かくゆうワタシは63歳(笑)
もう売れるか死ぬかしかない最終コーナーを
まわり直線コースに入ってきた

「続けることができるのは才能があるからだ」
と言ったヒトがいた
悲しいかな才能だけでは食べてはいけない
でも売れるとか食えるようになるとかは
タイミングよくチャンスが手に入れられる事
そのタイミングが来るまで続けられることが
運で有り才能なのかも知れない


ゴールデンドアという名の扉が開くまでは…

やり続ける事が出来るのは大切だけど
要は好きか嫌いかやりたいかやりたくないか
という子供の頃の魂があるか無いかなんだよね

だからワタシは大人になるのをやめて
芝居の世界へ逃避しました(笑)
だからこそ芝居は楽しいし大変なんだよね(笑)

ではまた

#エッセイ

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