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不安という病


 ちょっと今緊急でWord開いているんですけど、ヒカルみたいにカリスマ性はないので、ありのままの自分の気持ちを書きたいと思います。それでは早速書きます。


 常に僕は不安な気持ちを持っています。人生の中一緒に過ごした時間が長いのは、親でも親友でも彼女でもなく不安です。「不安」。語源は調べてみないと分からないが、自分が思うに、「安定していない状態」を指すのだろう。そう常に僕は安定していないのだ。今この瞬間も。何かしら不安材料を重箱の隅を楊枝でほじくるかのごとく見つけだし、不安になろうとする。不安になろうとはしていないはずだ。気付けば不安になっていると言った方が正しい。嗚呼、不安である。これといって書くことはあまりないが、とにかく不安なのだ。ならば、常に安定した状態を目指すべきなのか。そうでもない気がする、不安であることで、物事に疑いの目を向けることができるし、間違いにも気づきやすいだろう。ただ、それには限度がある。不安になりすぎることで、心配しなくてもよいことが気になってしまい、精神をすり減らしてしまうのだ。こうやって文章を書いているが、こうすることで自分の中の不安を撲殺しようとしているのかもしれない。不安という感情はどこから湧き上がるのだろうか。その根源を見つけ出すことができれば、これ程にも困ることはないのに。ただ、今の自分にはそのようなアビリティはない。いかにしてこの状況を脱するべきなのか。いよいよ自分が何に対して不安を抱いているのか分からなくなってきた。


 いつからだろうか。常に不安と過ごすようになったのは。小学6年生のころ、その膨大なテスト範囲を前に、どこから手を付ければ良いのかもわからず、号泣した。テスト範囲はこれまで学習した分野全てであった。昔のことなのでその時の対処法は覚えていないが、今の自分なら目の前のやるべき事、できる事に取り組むことで不安を解消するだろう。正解はここにありか。今の自分がやるべきことはなんだろうか。不安の芽を摘みとる最善の策は何なのか。今の自分は甘えすぎているのだろうか。何ごとにも不安を帯同させ、やるべき事から逃げているのではないだろうか。なんだまた病んでいるのかと思われてもしょうがない。不安のメカニズムを全て理解しないと気が済まない。客観的に見たら何を不安になることがあるのだ、という感想が殆どだろう。いざ当事者になってみると、その気持ちが理解できるだろう。自分も他人の話に対しては、不安になることなくポジティブに考えることができるのだが、自分のこととなるとその気持ちが逆転する。


 夜は特に不安になりやすい時間帯である。そのことは痛いほどわかっている。もうこれ以上出る血が無いぐらいわかる。それでも不安という感情から逃れることはできない。一心同体のようだ。今最大限のスピードで文字を打っているが、それよりも早いスピードで不安という感情が生み出されているのを、肌で感じる。さすがに伊之助ほど感覚は敏感ではないが。そんな冗談は縦置き。いや横置きでもいいですけどね。真空ジェシカのネタを入れ込んでいる場合ではない。事態はもっと深刻なのだ。いや、自分が深刻に捉え過ぎているのかもしれない。取りあえず明るい曲でも流すとしよう。SMAPの「SHAKE」だ。一過性の鎮痛剤となってくれ。この文章を書いていることで、不安が増大しているという説も浮上してきた。まぁ、その説は証明のしようがないのだが。木村拓哉「♪夜はこれから」。なんてことを言うのだ。今すぐ朝になって欲しい。そろそろ鎮痛薬の効き目が薄れてくるころか。続けざまに「Dear WOMAN」を鎮痛薬として投与する。これで効かないようなら、最終手段「桜井和寿」を投入するしかない。もう効き目が!急いでレジェンドを投入する。ここでの安心感は、ノーアウト満塁の時の田口をも凌ぐ。桜井和寿の声が、耳の奥まで入り込んでくる。官能小説のような書き方で申し訳ない。それは右から左へと流れるものではなく、自分の脳みそにまで入り込み、ゆっくりと咀嚼され全身の隅々まで運び込まれていく。歌にはたくさん救われた経験がある。今、少し前の状態から解放されつつある。


自分の機嫌は自分で取らなければいけないのだ。人にとってもらっていてはだめだ。今、自立した自分になるための準備期間なのかもしれない。自分が把握していることだけが全てではない。様々な角度から物事を観察するべきだ。自分の考えに固執してはいけない。「なに当たり前を言っているのか」と思われるかもしれない。当たり前のことだからこそ、大事なのだ。

「引き返しちゃいけないよね 進もう 君のいない道の上へ」

これは「くるみ」の一節だ。これを聞いて少し気持ちが楽になった気がする。そもそも不安になることなんてなかったのかもしれない。何が不安かわからないという不安だったのかもしれない。この「くるみ」が歌い終わるまでに、書き切りたい。

「不安とは共存していくべき」

KGキャリア入門でこの言葉が出てきた。中々やるじゃないか。草とか言ってしまったことを謝る。もうすぐ「くるみ」が終わる。最近締め方が雑で申し訳ない。「来る未来」に希望を持って1日を締めくくろうと思う。

                                     (終)

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