方舟とか十戒とかいうミステリ小説
先日おすすめという記事に『方舟』について書いたが、どうしてもあの衝撃を忘れられず、同著者の新作『十戒』を購入してしまった。
まず、帯の「殺人犯を見つけてはならない」という文に私の期待は一気に高まった。
方舟もそうだが、この著者の作品はミステリの常識を無視して書いている。
ミステリにおける常識、もしくは基本とは【殺人→証拠集め→答え合わせ】であると個人的に思っている。
もちろん、これに当てはまらない作品もあるのだが、基本は上記の流れである。
だが、『方舟』と『十戒』に関しては