温厚面接官と圧迫面接官

FP1級ホルダーになる為の最終関門。
きんざいのFP1級実技試験は、面接試験である。
15分で問題を読み込み提案、解決策を考え面接官に提案する。
面接官から不足があれば追加質問される。
いかに面接官と会話を継続させるかがポイントであり、下を向いたり分かりません。は禁句。
FPとして相応しいか？
お客様の前に出せる人材か？
などを問われる。
part１が相続事業承継
part２が不動産
12分で2本勝負。
学科試験と違いあっという間のアピールタイムである。
初めて受験する方は、緊張して実力の半分も出せないのではないでしょうか。初めてな故に楽しむなんて余裕はなく、勉強方法も果たしてこれで合っているのだろうか？
どこまで勉強しても果てしない沼。
面接試験後発表までのモヤモヤ感。
2回面接して、思ったのは少なからず面接官との相性はある。
2月の受験時は、part２、part１からの順番で試験が行われたのですが、
part２は、おじいちゃん先生のような印象で質問上手で、答えに困っていれば、答えを思い出すまで誘導してくれるタイプ。
温厚な面接官の川の流れに身を任せ、失敗をしつつもなんとか下流まで行った気がします。
一方、part１では、苦手な上司タイプ。
最も苦手とする上司タイプでしたので、面接官の川の流れを反発し合って呼吸をするのも辛く、全く噛み合わないまま終了してしまいました。
苦手な面接官に当たったせいなのか？2度目の6月の面接は2人とも紳士って感じの雰囲気で、神！！にしか見えませんでした。
面接官とちょっと話しただけで、やったあ！！今日はイケオジに当たった！！
ルンルン気分。
合否結果の点数はともかく（笑）面接が楽しくて仕方がなかったです。（笑）

ただ、冷静に考えると圧迫面接官も圧迫面接官なりに何度か助けを出してくれたと思います。
自分自身の実力のなさと、最後まで面接官を受け入れず、助け舟さえも気づけなかった自分の心の持ち方が1回目試験の敗因です。
Part1の最後の職業倫理。
せめて最後だけ自信を持たなければ、と気持ちを立て直し、まっすぐ面接官の顔を見たのですが、面接官は下向いたままで顔を見てくれませんでした。
（おそらくダメだこりゃ～心情だったのかもしれません）
定番問題の「その中でFPあなたは何を大切にしますか？」
の質問でさえなかったです。(T_T)
隣にいた書記の方が、職業倫理の数をチェックしていたのを目撃しましたので、いくつ答えてください。と質問はされませんでしたが、必ず6つは言った方が1点でも増えるのかもしれません。
厳しい面接官とはちょっと違って、癖があるタイプでした。
面接している時に体は、そこにいるのだけど早く終わって帰りたい。
そんな心境になってしまい、下を向くことが多かったかもしれません。
実際の現場に出れば、いろんなお客様のタイプがいる筈ですし、どんなタイプであってもFP一人で対応しなければならないでしょう。
そんなメンタルを鍛える面接試験なのかもしれません。
実技合格は、200点満点中6割の120点以上。
part１で目も当てられない状態だったので100点いかないかなあと思いましたが、合否結果は114点でした。
もう少し頑張ればよかった。と後悔。
同日2月5日に合格したRohanさん やもっちさんのnoteを見ると明らかに自分は質問される問題数が少なかったことに気がつきました。
1問に時間をかけ過ぎたのでしょう。

最終面接は、ロールプレイングゲームのようなものです。

たまに私のようなラスボス？面接官に当たるかもしれません。
どんなタイプの面接官に当たったとしても、動じず平静心で1級FPフォルダーとして相応しい言葉、態度で12分間、目の前のお客様へ最高のアドバイスをするイメージで面接をする。
これにつきるのでは、ないでしょうか。
2回目の実技試験は、
①緊張しないよう面接に慣れる。
②端的に回答を言えるようにし、全問答える。
③15分で効率的なメモを取る。
これを意識しました。
①については、模擬面接を回数こなす。
②については、女性特有のしゃべり過ぎる傾向にあるので、
ビーエーさんの動画を家事をしながら、端的に答える答え方を耳勉しました。
FP1級きんざい実技2022年2月6日パート1ほぼ実録面接動画
FP1級きんざい実技2022年2月6日パート２ほぼ実録面接動画
は、台詞（笑）を覚えるまで聞いたので、うっかり最初の挨拶で
「コミ症のビーエーです！！」と言いそうで心配でした。
おそらく、回転数私がかなりあげてます（笑）

次回は、いよいよリベンジ6月FP1級実技試験へ