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『習慣の大切さ』

今日は「習慣」について考えていきたいと思います。

よく「学習習慣」とか「基本的生活習慣」といったように「習慣」という言葉をよく聞きます。

辞書によると習慣とは、「長い間、繰り返し行われていて、そうすることがきまりのようになっているもの」と書かれてあります。

皆さんが日々の生活のなかで、長い間、あたりまえのようにしていることをイメージしてください。

食事の後の歯磨き、早寝早起き、夜に日記を書くなど、誰でも1つや、2つはあたりまえのようにやっていることがあると思います。これが習慣なのです。

古代ローマの哲学者キケロ氏の言葉で「習慣とは第二の才能である」という言葉があります。

運動能力や性格・記憶力など、生まれつきもっている才能にはもちろん個人差があります。

しかし、才能をもっていても何もしなかったらその才能は開花されません。逆に、成功した人は、必ず何かよい習慣をもっていることが多いです。

例えば、私の好きな元メジャーリーガーのイチロー選手は、ベストなコンディションで試合に臨むために、試合前はいつも同じ練習メニューを黙々とこなし、試合後は自分の体のメンテナンスはもちろんのこと、使用したグローブやバットを自分で磨きながら、一人でその日のゲームを振り返っていたそうです。

また、2017年に105歳で亡くなられた医師であり、医学博士の日野原 重明さんは、少食こそが長生きの秘訣であるとして、毎日、食事の量と質をコントロールされていたそうです。また、ジムに行って運動する時間がないので、なるべく階段をつかって、筋肉を鍛えるようにしていたなど、健康維持のため、食事や運動といった生活習慣に気を使われていたという記事を読んだことがあります。

私達一人ひとりにいえると思うのですが、自分の習慣というのは自分でつくることができます。
また、これまでの習慣を変え、新たなよい習慣をつくることもできます。
そして、その習慣を続けることによって才能が開花していくのです。

最後に、アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズ氏の有名な言葉を紹介します。

「心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる 習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる 運命が変われば人生が変わる」

一度、自分自身の「習慣」について考えてみてください。
皆さんのさらなる成長を願っています。(原 真巳)

※今回掲載したのは、私が教員生活のなかで生徒達に伝えてきた講話です。


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