見出し画像

漫画『文豪ストレイドッグス』24巻感想と気まぐれ考察(108話編)

※注意※ 

 この記事は7月5日に投稿したふせったーの再掲となっています。また読みやすくするために見出し・目次を加えています。また単行本24巻の後半部分の内容にガッツリ触れています。
 また、考察周りはかなり自由に書いているので「そういう考えもあるのか」程度に受け止めて下さい。受け止めなくても問題ないです。それでは。



このふせったーには2023年7月4日に発売された「ヤングエース8月号」に掲載された朝霧カフカ・春河35『文豪ストレイドッグス』108話の他、シリーズの内容に触れています。ネタバレNGの方はブラウザバックの程お願いします。
感想と簡素な考察もどきが混ざっています。
また、内容は確認しながら書いていますが、漏れ・間違い及び個人の誤認がある可能性があります。もしありましたら申し訳ありません。


 今月からアニメ5期が始まる。本編も(多分)クライマックス、あとは細やかな種明かしとラストスパートだけだ! よって暫くは超弩級の展開に驚かされることはないだろう……そう思っていた時期が私にもありました。いやぁ~そんなこと知ったこっちゃねぇ! と言わんばかりの情報の絨毯爆撃だったよ。まさか今最も目が離せない3陣営が全部出てくると思わないじゃん! しかもどこも局面が動いたり核心に触れかかっていたりいなかったりするし! 先生は我々読者の気持ちをどう思ってるんですか! ……少々荒ぶってしまった。ちょっと整理するか。


①ドスさん&シグマさん

 いよいよドスさんの正体が……まぁ、ストレートに明かされる訳がないよね。ドスさんだもの、そんな気はしてた。にしても作中人物をもってしても「マジで何も分からねぇ」状態になっているのか。最大の機密情報だな。

 それにしても今月のドスさんは衝撃だったな。まさか二重人格だったとは……()。突然純真な青年の演技で(一応)同僚のシグマさん騙せてるのホントに凄いよ。

 ドスさんの二重人格の件、嘘だと分かっていても55minutesを思い出してしまうせいで、「完全なる冗談」として処理しきれない自分がいる。これは後で考え直すとするか。

 あとナイフ。なんとかの宝剣って言ってたやつ。ウィキペディアさんによるとロシアの方にあるやつらしい。でも固有名詞ではないみたい。職員が持っているナイフにしてはファンタジーっぽく感じた。場所が場所だし職員が特殊なナイフを持っていても違和感はないようにも思えるが……流石に考えすぎか。

 結局のところ落ちてたメモも何だったんだろうな。もう消去法でゴーゴリかな? と思う反面、理由が思いつかないから違うのかな……。

②新双黒デスマッチ

 ここの戦闘描写、容赦のなさというか、めっちゃページ数が多いというわけでもなかったような気がするけどここだけでもう今月分のページ使い切ったんじゃない? っていうぐらいには満足感のある戦闘シーンだった。

 そういえば芥川さんの意識ってどうなっているんだろう? 意識があるようでなかったりしているし、キチンと喋らないからどうなっているのかが把握できていない。操られているはずなのにどうして意識があるような言動があるのだろうか。まさか、意識はあるし五感も正常だけど、体の制御が自制が聞かないとかそういうのではなさそうなのかな。それだと説明しきれない矛盾点があるし。(文ちゃんを殺さなかった理由とか)

③一方そのころなおじ様組

 最後の最後でこっち陣営の話もあることにびっくりした。しかも、おまけ感覚のノリかと思わせて大指令の御開帳シーンまでいったし。それにしても光がすごいな。ところで、横で倒れている社長はご無事なのですか?

 個人的には電話相手のお偉いさんのファングッズのくだりに笑ってしまった。ゴリゴリのシリアスだというのに隊長のファングッズがどんなものなのか気になってしまう。でも時間を置くと、ファングッズを捨てる=理想の正義を捨てるとも取れてしまう。「そうしてくれ」のセリフも相まって、綺麗事だけではどうにもできない領域に足を突っ込む覚悟の暗喩だったりするのかな。


 ざっとこんなものかな。本誌はもちろんアニメも楽しみで仕方がない。今期も小説エピやってくれるのかな。今月のドスさんの影響で55minutes熱が再燃してるんでワンチャンあったりしませんかね……。もしかして、このシーンって数か月後にテレビで拝めたりするのかな?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?