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メメント・モリ #22

木下斉さんのVoicyで、「生まれ変わったら」思考から絶対に脱却すべき理由について、話をされていました。
確かにその通りだなあと思いつつ、少し話はずれますが、生死観ではないですが、自分の考えを整理してみました。


メメント・モリ

会社の上司と2023年末に仕事納めの日に飲んだ際に、メメント・モリの話題になりました。
恥ずかしながら私は、最近CMで出てくるゲームアプリかなーと思ったのですが、さすが博士の上司は教養が違います。

"メメント・モリ"を調べてみると、ラテン語で、「死を覚えよ」や「死を忘れるな」といった意味を持つ言葉で、人々に死や死の不可避性を常に意識し、人生の儚さや命の限られた時間を大切にするよう促すための表現でした。
引用者としては、最近ですとスティーブジョブス氏や北野武さんがいます。

「自分はまもなく死ぬという認識が、重大な決断を下すときに一番役立つのです。なぜなら、永遠の希望やプライド、失敗する不安……これらはほとんどすべて、死の前には何の意味もなさなくなるからです。本当に大切なことしか残らない。自分は死ぬのだと思い出すことが、敗北する不安にとらわれない最良の方法です」

「ハングリーであれ。愚か者であれ」 ジョブズ氏スピーチ全訳(日本経済新聞)

木下斉さんのVoicyで、よくハイコンテクストとローコンテクストという表現が出てきます。

  • ローコンテクスト:すぐ伝わるもので、今までの大量消費時代の象徴

  • ハイコンテクスト:すぐには伝わりづらいもので、これからの個の時代の象徴

私の個人的な解釈ですが、メメント・モリは、ハイコンテクストに所属する言語ですぐには伝わりずらいが、伝わればより高い次元になることかと思っています。

「具体⇔抽象」トレーニング

今までの文脈と異なりますが、私が好きな本で、細谷功さん著の具体⇔抽象トレーニングがあります。

これは、思考力をアップさせるために、具体的な事象を自分なりにメタ認知化し、抽象化することで再現性を高める方法です。
例えば自転車をこいでいると、速度に比例して、風の抵抗が増えます。
それを抽象化すると、成長速度が速いとその分、抵抗が増えるとなります。
抽象化した内容をビジネスに応用すると、事業の成功を急ぐとその分、労力がコストが増えることがあので、●●●という対策を取るという具合です。

今回、メメント・モリという言葉を勉強し、それを具体と抽象の考え方にあてはめつつ、木下さんの考えも混ぜて考えてみました。
まだまだ、整理できていないことも多いですが、思考の遊びとして考えてみました。

#自分株式会社マガジン
#細谷功

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