お笑いライブに初参戦した日の思い出話

早いもので、先週日曜(2/13)の地獄巡り京都の巻から1週間以上の時が経った。
いやぁ楽しかったなぁ…ずっと笑ってたもんなぁ…あの日に戻りたいなぁ…と少し感慨深く思いながら、チケットの半券をいつもの場所に片付ける。

これで11枚目。
1枚1枚にもちろん思い出があるし、半券たちの厚みが少しずつ増していくのも嬉しい。

ふふ。

地獄変への参戦は今回で3度目だったのだが、個人的にこのライブには思い入れがある。
理由は実にシンプルで、家臣になったのを自覚した約一年後、2021年8月14日に大阪の森ノ宮TTホールで開催された地獄変が私のお笑いライブデビューだったから。客席から観るだけとはいえ初めて”すゑ様”に会える興奮と、チケットの購入から何から全てが初めてで、”どうか無事に入場出来ますように”という不安の両方を抱えながら当日を指折り数えて待ったのを今でも覚えている。

あと初陣は絶対に諸国漫遊記(※すゑひろがりず結成拾周年を記念して2021年4月~8月にかけて開催された、お二方の初の全国ツアー。私は大阪と名古屋の2箇所に申し込んで2箇所とも落選して悔しさで泣き濡れた)のTシャツで!と決めていた。
が、ふと『出演者は同じやけど、違うライブのTシャツを着て行くのってマナー的にOKなんか?』という懸念が湧き上がり、家臣の皆様にTwitterで質問して「大丈夫だよー」「初ライブ楽しんで!」といった、それはそれはあたたかいリプをいただき、喜び勇んでショコマンTシャツを着て行った事も鮮明に覚えている。その節はたいへんお世話になりました。

コロナ関連の諸手続きを済ませて無事入場し、開演を迎えた時の感動といったら。
瞬きしたら零れそうな程の涙が溢れ、『いる…ほんとにそこにいらっしゃる…』しか考えられなくなった。何なら小刻みに震えてたかもしれない。

その涙は間もなく笑い過ぎの涙に変わり、私のお笑いライブデビューは感動と爆笑に包まれて幕を閉じた。

実はありがたい事に、同日夜にすゑひろがりずのお二人をゲストに迎えて開催された”戦国”(※武将様ことミサイルマン岩部さんがゴエ爺こと浅越ゴエさんと主催するライブ)にも当選していたため、声をかけていただいたTwitterのフォロワーさんと共に京都の祇園花月へ移動するという”遠征”デビューも同時に果たす事が出来た。

1日で2つも推しのライブに参戦するという贅沢を味わい、生のお笑いの面白さとある種の凄みに触れた私は、それ以降、予算と予定と場所の条件に叶うものがあれば出来るだけ参戦しようと思うようになった。

かつての私では考えられない事である。

学生時代に始めた趣味の関連で”演奏会”と呼ばれるものには何度も行った事があるけど、”ライブ”となると、10年以上前に友人がファンだったアーティストのライブに2回付き添いで行っただけ。有名な曲しか分からなかったなりに楽しめはしたものの、当時の私は尋常じゃない程のインドア派だったのに加え金欠病を患っており(これは今も)、賑々しい空間が苦手なのも相まって『今後の人生、自分の意思でライブに行く事は無いやろうなー』とぼんやり思っていた。

それが今やどうですか。
しみじみ思う。人って変わるものねぇ。

近場の劇場にしょっちゅう行くとか遠征しまくるとかは残念ながら難しいけど、これからも行けるライブには参戦していきたいなと思う。
いつか大宮ラクーンよしもと劇場で推しの単独ライブを観るという目標を掲げて、今回はこの辺で。
では。

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