難しいなぁと思った話

※はじめに
今回の記事は全て、個人の感想で感情論です。


推しへの「好き」を表現するのって難しいなぁと思った出来事があった。

フォロワーさんが推しに着想を得て書かれた/描かれた作品に対して、物申して来た人がいたようで。
その結果、せっかくの作品を削除する…という決断を下されたフォロワーさんが出てきてしまった。それも何人も。

それが凄く悲しくて、腹が立って、そしてやるせなかった。

その作品は確かに二次創作にあたるのだろうし、作品の内容やジャンル、或いは二次創作自体を好まない人も世間にはいるだろうという事も理解している。
自分の意思に関係なく目にしてしまった”合わない”ものに対してネガティブな感情が生まれてしまう事がある、というのも経験上分かっている。

でも、

あまりにも酷い、意図的に悪意を持ったものは別として、

その人が作品を介して表現した気持ちや作品そのものを、『自分は嫌いだから』という理由で攻撃したり叩いたりして良いはずが無いと思う。

例え同じ人を推していても『この人とは考え方が違う』という場面や人に遭遇する事も大いにあるだろうし、そんな風に思うこと自体は何も悪くない。
SNSというお互いの存在が見えにくい世界だから、気付かないうちに誰しもが自分の尺度だけでものを見る、発信する感覚が染み付いてしまう部分があるのも否めない(そうならないように自制しながらSNSを活用しているユーザーが大半だとは思うけど)。
単に面白がってとか暇潰しとかだったらめちゃくちゃ腹が立つけど、物申して来た人にも何らかの思いは恐らくあると思うし、ものの見方は人の数だけあるから、作品の意図とか背景とかについて色々考えて出た結論が『作者に伝えよう』だったのかもしれない。

だからこそその思いを、

『攻撃的な言葉で』
『一方的に』

突き付けるのは違うんじゃないかと。

ゴミ箱に捨てるティッシュのようなつもりで投げた言葉が相手にとっては鋭利なナイフになる事もあるかもしれない、という事に思いを馳せてほしかった。

偉そうな事を書いているけど、フォロワーさんが実際にどんな言葉を投げられたのかは分からないので、私が1人で見当違いな事をごちゃごちゃ言ってるだけかもしれない。
ただ、言葉を投げた人と投げられた人がいる事、それによっていくつかの「好き」とその持ち主が悲しい思いをしたという事実が悲しかった。


お目汚し失礼致しました。
言葉や表現力が不足している部分もあるでしょうし、そのせいで不快に思われた方もいらっしゃると思います。
また、私も時々作品をTwitterに載せている身でありながら、二次創作や著作権に関する知識および認識、作品をご覧になった方の受け取り方への意識が甘かった部分があったかもしれないという事に気付かされました。
万人に好まれる作品を生み出すのはとても難しい事だと思いますが、節度を守った推し活を心がけ、気持ちよく「好き」を表現出来るよう精進して参ります。

最後に、様々な創作や手段で推しへの「好き」を表現して下さる家臣の皆様へ。
私は皆様の作品が大好きです。
作品に限らず、ツイートやリプ、note等の言葉からも溢れ出す推しへの愛が、その愛を表現して、共有して下さった皆様が大好きです(例え書けるもの/描けるものや作れるものが無くて、推しのツイートをRTするだけ、いいね押すだけだとしても、推しへの愛が根っこにあればそれは立派な愛情表現だ!)。
色んな「好き」に癒されて楽しい気持ちにさせてもらえている事、優しくて繊細な「好き」という気持ちを打ち明けてもらえた事、感謝の気持ちでいっぱいです。
その「好き」はこれからも大切にしていただきたいし、良かったらこれからも、「好き」を表現した作品を見せていただけたら嬉しいです。

それでは、今回はこの辺で。

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