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第一印象で決まってしまうので、付加価値などは不要

 30周年だ何だで、高級バイクが売られているのですが、ブレンボのブレーキに、オーリンズのサスとかなのですが、違うだろ。
 そうじゃないでしょ ?
 バイクも車も、これこれの理由でこれではなくて、もう完全に見た瞬間にわかります。
 好きかどうか、気に入るかどうかです。
 理屈で、この値段でこれだから、今の経済状況ではこのくらいのレベルで、そういうのもひっくるめて、瞬間に決まります。
 悩まない。
 選択の余地すらない。
 それが買い時。
 中古の価値がどうたら、こうたらもない。
 もう、本当に気に入るかどうかであって、好き嫌いというよりも、個人的な好みの問題ですからね。
 昔の映画で、犯罪者の宇宙人が地球人に寄生して、その犯罪者を追う刑事も地球人に寄生して、地元の刑事と共にその犯罪者を追う映画があったのですが、わかりやすいのはその犯罪者の宇宙人はフェラーリーが好みで、試乗したまま販売員を殺して盗むのですが、対する宇宙人の刑事の方も地球人に寄生してても、好みはポルシェで街中で盗んでいました。
 そこに、理屈はいらないのです。
 もう、好みの問題でしかない。
 市場価値がどうとかでもなくて、付加価値などもどうでもよくて、好きかどうか、好みなのか、そうではないのか。それすらも考えないで、いつのまにか手に入るもの。
 頭で考えて、損か得か勘定する前に、もうポルシェもフェラーリーも雲の上の存在なので、自分のなかでは悪いけど選択枝には入っていません。近くにその車体があれば見るのですが、ほしいとは思わないし、思えないです。だいたい、自分が好むオートバイや車の形状もわかっています。
 それでも、本当にほしいと思う瞬間は、なかなかないのが実情ですよ。
 不思議なことに、こればっかりは結婚とかと同じで、タイミングと勢いとしか言いようがないです。
 自分は独身なのですが、その感覚はわかります。
 好みは、本当に人それぞれあって、いくらそのとき格好良くて、欲しいと思っていても自分の本来の好みに反していれば、手には入らないです。
 なので、今現在、軽自動車でもなんでも、その車に乗っていたり、バイクを乗っているのは、それが自分の好みなのでしょう。
 大事に大切に扱えば、長く付き合えると思います。

 それでは、本日はこれで失礼いたします。

追記)
 昔見た映画の題名は『ヒドゥン』 (The Hidden) でした。
 こんな面白い映画を、よく監督は作ったと思います。

ありがとうございました。生きている間は、書くことはやめないつもりです。