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やっと出てきたChat GPT

 

  これが何を意味するのか、ニュース番組のほうでは伝えていないですね。
 それは、そうです。それは伝えられない。
 ここでならば、多少は解説できるのかもしれない

 もう、これが出てきたということは、ネットは人間のものではなくなる可能性が高いからです。
 そういう意味で言えば、こうしてセセコラ、このように手打ちで文字を打っている私は、ある意味、とっても貴重な存在なのかもしれない。
 人間ですからね。
 簡単にChatGPT説明しますと、オープンAIというPayPal開発のチームの人が立ち上げた企業に、資金を投入したのですが、そこにはマイクロソフトも1兆円の投資をしています。
 最初の五日間で登録者数が100万人を越えています。
  そこには、自然な言語で、嘘やでたらめも混ぜながら、勿論正論も交えて話すことができます。
 そして、何よりも大事なことは、AIと人間の言葉の見分けがつかないことです。
 専門分野の部分では、嘘やでたらめもあるのですが、長文を要約したり、その長文から質問文を作成したりもできるのです。
 でも、やはりこれはまだ、私の考える本物のAIではない。
 0から1を、産みだすことが出来ない。
 所詮は、ディープランニングの技術の延長上のものでしかないのですが、この技術が本物のAIが纏ったときは、もう人間では対処できなくなる。
 何が言いたいかと申しますと、本物ではないのですが、チューリング・テストには合格してしまったのです。
 シンギュラリティまでの到達時間が、20年くらい早まった計算になることでしょう。
 そして、もうひとつ大事なことは、この技術を人間も利用できるということです。
 今の無料で公開されているオープン・ソースでは、2021年までに開発されたものなので、3.5のバージョンらしいのですが、じきに有料版の4.0も公開されると小耳にはさみました。
 逆に言えば本物でない分、洗脳もされないのですが、それでももうすでに人間の書いた文章とは、区別が出来なくなっています。
 はっきりと言えば、この文章にしても、勿論ChatGPには書けない内容なのですが、これを読み、記憶して、言って良いことと、悪いことを精査したあとに、残ったものをまとめれば、私よりもうまくこの文章をまとめることができるのです。
 AI半導体なるものは、ひとつの作業に対して大勢で行なうので、処理が早いのですが、同時に違う作業をしながら連携をとることには、慣れていない。
 やはり人間もAIもここは、一緒であって、ひとつひとつ、仕事を処理していくのです。
 それでも普通のCPUと組み合われることによって、その速度は人間の頭脳の速度を超える部分も出てくるでしょう。
 記憶力の容量が違うので、その方面での処理は、もう普通の人間では太刀打ちできない。
 反面、忘れるという適当さは人間にはあります。
 特に、年齢を重ねることによって、人間は自然とそうなってきます。
 鈍感になっていきます。
 しかし、このChatGPTのすごさは、わからないことや知らないことを適当に、あたかもそうであるかのように、まるで知っているかのように喋る機能です。
 これは、ある意味、詐欺師的な営業の技術ですよね? 
 おいおい、本当に人間の仕事が、これからどんどん無くなるのではないのか? 
 でも、それは結局は想定内のことでしかないのです。

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ありがとうございました。生きている間は、書くことはやめないつもりです。