きちんと自己紹介
noteを始めてみようと思い立ったものの、
「自己紹介から」と出合い頭にこの文言を見て、身構えてしまった。
公共の場ではまず自分から名乗るのが礼儀であるから当然だ。
でも、とことん苦手なのだ。自分棚卸しというやつが。
だがしかしだ、
そういうのを避けてきたことを改めるためにnote始めたんだろ?と、
気を引き締めて考えてみる。
「自己紹介」といっても、自由研究の様に範囲が広い。
時と場所によって発する内容は変わってくる。
TPOに合わせて、というやつだ。
例えば、私が好きな革製品の集いであれば…、
「これはAD-03で、ターコイズとホースハイドの光沢感が気に入っています。オーダーしてから届くまでに5kg以上やせたので、若干ゆったり目になりました。なのでまだ皺の入り方が甘いです。貴方のお召し物も大変素敵な経年変化ですね。何年くらい着てますか?」と話すことが出来る。
例えば、好きな音楽の集いであれば…、
「私は『St.Anger』から聴き始めたのでまだ20年ちょっとのリスナーです。
なので、ジェイソン期もバートン期のライブは体験してないんですよ。
初めて見たのは2010年ですし。ずーっとロバートなので比べられません。
2025年に来日の噂が立ってますが、今のツアーと同じ2Daysで曲被り無しだと、やっぱり両日行きたいですよね」とやや早口で語ることが出来る。
例えば、好きな漫画の集いであれば…、
「やっぱり『それ町』に出てくる喫茶シーサイドを自分の住む町にも探し求めちゃいますよね。幸いにも近所にあって、年間で300日は通っています。日替わり定食もあるんですけど、カレーの日に行きたくなるんですよ。好きな小説を読みながらコーヒーとカレー。自分なりの追体験が出来る店はものすごく貴重ですよね」と、ご機嫌に語ることが出来る。
これが、同業の集いであれば…、
「フリーランスで映像を作っています。主に乙女ゲーと言われるジャンルの映像が中心ですね。ポートフォリオがございますので、後ほどお送りしますが、先ほどの流れたティザーや、直近ですとこのタイトルのOPや…」
と、キャリアを交えた話で丁寧に語ることが出来る。
ざっとシミュレーションをしてみると、こういった感じだろうか?
あとはこれらを簡潔にまとめて…と。
…って、これ、そのままでもいいんじゃないか?
はじめまして、こんにちは。
小畑敦彦と申します。note始めてます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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