期待をしない人生

人は誰しも一度は期待なんてしなきゃ良かった、期待をしないようになればどれだけいいのだろうと思ったことがあると思います。
私は人生の中で沢山期待をしてきました。
小さいうちはその期待が思い通りの結果になることが多かったのですが、段々期待通りにならないことが増えていきました。
そこで私は期待することをやめました。
そんな私が期待しないことで起こるメリットとデメリットについて話していきたいと思います。

期待しないことで起こるメリットは悲しみ、辛い気持ちが減るです。
やはり期待をすると期待通りにならなかった時に悲しくなったり、辛い気持ちになってしまうことがあります。なので悲しくなったり辛い気持ちになってしまう原因の一つである期待がなくなれば自然とその二つも減るわけです。
逆にデメリットはワクワクする気持ち、信用する気持ちが少なくなるです。
ワクワクする気持ちは期待することで起こることが多いです。明日好きなアイドル会える、遊園地に行ける、などのイベントが起こる時は明日への期待でワクワクします。ですが期待をしないことによってワクワクする気持ちは薄れます。心の中で遊園地に行けなくなる可能性、アイドルに会えなくなる可能性を考えそういうイベントが控えても平常心を保ちます。
その状態でアイドルに会えても、遊園地に行けてもこんなもんかとなってしまう可能性もあります。
そして、信頼する気持ちが少なくなるのは信頼する時には相手への期待も混ざっています。
この人になら任せてもいいかもしれない、この人ならやってくれるだろう、信頼するためには必要な考え方なのですが期待をしない人は、この人に任せてもダメな可能性がある、この人もやってくれない場合があると考えて対処方法も対処方法も考えます。なので人を信頼することも少なくなってしまいます。

ここまでで私が何を言いたいかというと、期待しない人生はつまらないと言いたいです。
過度な期待はもちろんダメなことになる可能性は高いですが多少の期待はとても大切だと思います。
正直期待をしない人生を歩んできた私は人としての感情が薄れてしまった気がします。
とても楽しいはずの場面で心から楽しめないのは辛いことです。
期待して起こる辛さ悲しさを乗り越えられる強い人間になるのが私は1番いいと考えます。