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sebastianphoto
わたしが独り占めできるのはこの時間だけだから
2月1週目確か木曜日
夜話していると、急に彼がこんなことを言い出した。
締め切りも迫ってくるからこれからは毎日はおはなしできない
彼には夢がある。
何かは伏せるが、それに向かって努力している彼がまた好きだった。
だから、応援しなきゃとは思った。
だけど、突然すぎて、
わたしは涙が出た。
彼がそれに気づき
泣いてる⁇
ごめん。
誰かこんな風に電話で話す人がいた?
違うの。
寂しい。
わたしがお兄ちゃんのこと
独り占めできるのはこの時間だけだから
それがなくなるのが寂しい
と、泣きながら伝えた
少し間が空いて
今彼氏は?
いるわけないやん、こんな四六時中あなたとやりとりしてるのにって思ってちょっと拍子抜けした。
そのあとまた少し間が空いた
寝たかと思ったくらい空いた
遠距離恋愛ってしたことある?
あるよ?
わたしは無いんだと、彼
だからどんな感じかも、もう歳だし体力もないからどうなるかわからないけど、もしよかったらお付き合いしますか?
また泣いた。今度は嬉し泣きだ。
めちゃくちゃ泣いた。
泣きながら
嬉しい。ありがとう。
と言った。
彼が彼女出来ちゃった。。。と、
電話越しに喜んでいた。
わたしも当然嬉しかった。
毎日繋がっていられるそう思うと、安心して眠れた。
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