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非コンテンツホルダーのnote戦略

前置き

突然ですが質問です。

ビジネス戦略でもっとも大事なことはなんだと思いますか?

もちろん正解はないのですが、個人的には「何屋さんをやるか」だと思っています。

僕は会計事務所に勤めているので、財務諸表を見ます。社長とも話します。
(もちろん中小法人なのですが)

お医者さんが診察して病気を推測し処方箋を出すように、試算表や資金繰り表を見て何が問題なのかどうすれば治るのか考えまくっています。

けれど!根本的に!

まず何屋さんをやっているかが会社の業績を左右します。

例えば、どんなに敏腕経営者や優秀なコンサルタントが戦略を練っても、銭湯業界を盛り上げていくのは難しいはずです。


ここから本題~何を発信するか~

noteで言う「何屋さんをやるか」とは何を発信するかです。

もしも確実なお金儲けの方法があったら知りたいですよね。詐欺とか過大広告ではなかったとして、そんな方法があったらかなりのコストがかかったとしても手に入れたいはずです。

他にも、多くの人に関心を持たれるジャンルの情報はニーズがあります。(食事、容姿、人間関係、仕事のスキルなど)

もっと具体的になのは、「スキ」やアクセス数の多い記事です。

どれか1つのジャンルに特化したとしても相当数の読者へ「ためになる発信」ができるはずです。が、ここで問題が…

流行っている業界に進出~レッドオーシャン~

コンテンツホルダーという言葉自体は某出版社の説明会で聞いたものなのですが、様々なコンテンツを抱えている出版社だからこそ、それを活用して出版不況を乗り越えていこうみたいな内容だったと思います。

私たちも同様にコンテンツ(=経験、物の見方などの人とは違う何か)を持っています。しかしそのコンテンツの”戦闘力”は差が開いています。

noteの人気タグを見てみましょう。

今この記事を書いている段階で上位5つのタグは

「日記」「エッセイ」「写真」「イラスト」「コラム」です。

これらのタグが意味するのは供給量の多さです。(日記は40万1277件)供給量が多いと言うことは当然埋もれやすいことを意味します。

そうなると、戦闘力の高いコンテンツホルダーに高確率で私のような凡人が負けてしまいます。

ではそんな”大企業”的存在のコンテンツホルダーに勝るとも劣らない記事を書くにはどうしたらいいのでしょうか。

似てるけど違うもの~ベタとニッチの組み合わせ~

「学ぶ」という言葉は「真似ぶ」に由来するという説があるそうです。

おそらくnoteでは「クリエーター≒読者」だと思います。ということは書き手であっても「このnote良いよなあ」とか「あの人のnote面白い」という感想を持ったことがあるはずです。

そう思えるようなレベルのnoteに持って行くにはまずマネをすること。その人の新しい記事のゴーストライターを担当するぐらいの意気込みで!

ちょうど画家が摸写をしまくるように、ダンサーが憧れのプロを完コピするように、noteをマネします。

日記でも写真でもコラムでも良いと思ったものに近づけます。

そうなると自然と型が身についてくると同時に「自分ならこうしたい」という思いが出てくるはずです。何かしらの直感的な気づきでもいいので「ちょっとひねる」という作業を加えることになります。これが積み重なってユニークさを出すことにつながります。

なのでマネをすることが非コンテンツホルダーの最初の戦略です。

どんなスキルを上達させるにもまずはお手本をマネすることから始まるはずです。であれば、恥ずかしがらずにマネをするのも良いんじゃないでしょうか。

マネすることの難しさ~それが出来たら苦労はねぇ~

最後になりますが、これは僕自身の反省です。

こんだけマネマネ言っておきながら僕は「誰々のマネをしている」とは言えません。noteに限らず生き方や仕事の仕方、話し方などマネしたいことはいくらでもあるものの自分なりになっています。

自分なりも良いんですが、それだと成長スピードは自分のポテンシャルのみと連動してしまうため、成長できない人はずっと成長できない状態になってしまいます。

端的に、人に「この人のこういうところが共感を持てる。見習いたい。というかマネしている」ぐらい言えるようにします。

ちょっとずつ良いnoteを作れるようになりたいものですなあ~

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