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連続投稿について思うこと

一週間連続投稿を達成した村崎沙貴です。毎日投稿をする中で考えていた「作品の質と量」ということについて書いていこうと思います。

まず、私は執筆速度が遅く、文量をあまり多くできないタイプです。だから、大人と同じ土俵に立つような小説賞に応募しようとして最初にぶつかる壁が「作品を完結させても最低枚数に届かない」というもの。前向きに考えてみれば「簡潔に重要なことを盛り込んだ文章が書ける」とも言えますが、それは言い訳でしかありません。文章の推敲は削ることが基本です。新たに書き足すとしても元が目標枚数に届いていないと話になりません。そんな状態で無理に文を増やそうとすれば、ほぼ確実に無駄が多くなります。

そこで、弱点克服のために始めたのが、連続投稿です。毎日、とにかく記事を1つは完成させる。この発想の元となっているのは、そろばんの先生からのアドバイスです。

私はそろばんでも「正答率は良いが一定時間で解ける問題数が少ない(質は良いが量が伴わない)」という問題を抱えていました。その時言われたことが「一度正答率を犠牲にしてでもスピードを上げてみると良い」というものです。先生いわく、そうすると「そのスピードに慣れていくにつれ正答率は自然と上がっていく」そうです。

これは文章を書く上でも同じだと思いました。質を上げることは大事ですが、私は今その段階ではありません。量こそが今の課題であり、強化すべき点です。そこで、とりあえず毎日書く。しばらくはそれを実践していきたいと思います。