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サッカーと人種差別

サッカー界で大きな問題となっているのが、人種差別だ。レアルマドリーに所属するブラジル代表 FW ヴィニシウス・ジュニオール選手に対し、人種差別的な挑発・言動がスペインでは巻き起こっている。
直近に行われたバレンシアとのリーグ戦でこの日も相手サポーターから人種差別チャントが飛び交い、一時試合が中断。ヴィニシウス選手は試合後、SNSを通じて抗議し、レアルマドリー監督のアンチェロッティ氏も抗議した。

人種差別を放置してきたラ・リーガ

今回バレンシア戦での人種差別が大きくクローズアップされたが、一番の問題は1年近くヴィニシウス選手に対する人種差別をリーグ側が放置してきたことだ。アウェイゲームでは毎試合のようにヴィニシウス選手に対してブーイングがされ、肌の色について差別的な言動がサポーターからされてきた。
今回はついに広島で行われていたG7の期間中にブラジル大統領がこの差別に関して言及し、国際問題となっている。
日本でもさまざまな差別問題があり、決して他人事ではない。
差別は本当に醜いものであり、サッカー界に限らず、世界に不要なものである。これをきっかけに議論が進み、より良い方向性に向かうことを願う。


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