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ヤギがやってくるぞ、ヤアヤアヤア!

2020年11月初旬にはヤギさんを迎えるための柵や小屋の設置をして頂きました。

セイタカアワダチソウが既にすごい状態に…


小屋の位置が工場から遠いのが気になりましたが…

どんな子が来るんだろう?

ヤギはペアでないと寂しがって鳴くと聞いていた事から、2匹来る事だけは分かっていました。その一匹が雌で夏に赤ちゃんを産んだと聞いて、離乳期を経て落ち着くまではまだ届けられないとの事でした。
その時の私は、赤ちゃんを産んだばかりのヤギさんが、赤ちゃんと引き離されるのだという感覚も薄く「そうなんだ」程度だったのです。

今思えば、なんて酷い事だっただろうと思います。

私は動物に触れる生活をしたことがなく、犬や猫でもこわごわしか触れられず、傍に行けない人間でした。
動物に触れる必要が無い、、、
自分にとって必要ない、、、
そう思っていたのです。
その頃の自分を思うと、なんと考えのない事だったかと思います。

そして、11月25日の夕方にヤギ2匹が来ると確定の連絡を頂きました。

到着の連絡を貰い、ヤギを放す場所へ駆けつけました。
そこで初めて、チョウロウと山ちゃんに出会いました。

チョウロウと山ちゃん。私が行ったときには既にくっつき虫だらけになっていました。

傍で見て、先ずはその大きさに驚いた事。
だって、シェパード位の大きさかと思っていたのです。

チョウロウはシバヤギの雑種らしく、立派な角があり、長毛でなかなか貫録のあるヤギでした。チョウロウという名前が付いたのも頷けます。

山ちゃんは日本ザーネン種。おっとりしていて警戒心が強くてなかなか近付くことを許してくれませんでした。

放牧された二匹は、広い敷地に躍り出て早速草を食べてくれました。

急な斜面もなんのその

こうしてチョウロウと山ちゃんと、私たちの会社生活が始まりました。

まだどんな動物、とも表現できず、明日からどうなるのか?
そんな思いでいっぱいのまま二匹を置いて会社を後にしました。

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