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自己紹介

初めまして、かー坊と申します。これまで管理栄養士として、病院や老人保健施設で栄養相談や献立作成、調理業務、料理教室など、幅広い業務に携わってまいりました。

転機が訪れたのは、1人の『腎不全』患者さんとの出会いでした。腎不全の研修を受け、その知識を活かして患者さんの容態が安定するお手伝いをする中で、自らの使命を感じました。その後、別の病院で腎不全(透析前)の患者さんに関わりましたが、そこで見たのは驚くべき食事でした。病気には制限が必要ですが、その中で本当に制限すべきものとそうでないものが異なりました。『これって患者さんのためじゃないよね』と思いましたが、その病院のやり方には従うしかありませんでした。

根本は同じでも、腎不全の方にとって食事の質が重要です。透析を遅らせる方法や、体に負担のかからない透析を受けるために工夫することが肝要です。これまで15年以上、腎不全の方々に関わりながら、食事療法が上手くいかない方のお話を聞くことができました。また、透析に至る原因の主なものは糖尿病です。糖尿病は自覚症状が少なく、血糖コントロールが悪くなって初めて栄養相談に訪れる方もいらっしゃいます。

病院での栄養相談は来院者に限られますが、病院に訪れない方々にとっては栄養相談の受け口がない現状があります。悪化して初めて受診し、栄養相談を受ける方が数多く見受けられています。

現在は“未病”の時代です。病気になってからでは手遅れかもしれません。一部は完治する病気もありますが、糖尿病や痛風のように長期にわたり付き合っていく病気もあります。

あれもダメ、これもダメの食事療法ではなく、楽しく取り組んで楽しい毎日を送りませんか?

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