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映画よめぼく感想(ネタバレあり)

高校生達が主人公なので青春とかあどけなさがあるのは当たり前だけど、東京タワーを演じる永瀬廉の大人で危険な恋との差が激しくて少しもの足りなさを感じてしまった。
秋人が何度も自分の余命のことを春奈に伝えようとしたのに、春奈が話しをそらす場面が苦しかった。春奈は知っていたけど知らないふりをして楽しい思い出にしたかったんだと思う。

一緒に花火を見ようって言ってたけど秋人が倒れて手術をして一緒に見れなかった時に理由を言えない秋人を見ているのが辛かった。
春奈はわざと綾香にひどいことを言って遠ざけたけど、私なら余命を告げて大切な人と沢山の時間を過ごしたい。でも春奈は気を使わせるのが嫌だたんだと思う。

ガーベラの花言葉を改めて調べたけどいつも5本にしていた5本の意味は出てこなかった。
でも花屋さんが6本におまけしたのは、秋人が夢中になっている様子がわかったからだと思う。
青のガーベラが引き立っていてとても綺麗な花束だと思った。

最後まで実際に会った状態でお互いの思いを伝えられなかったことがもどかしかったけど、最後に3本の花言葉の絵で愛してるを伝えられたのはよかった。春奈が秋人のことを友達と強調していたのも期限付きの恋で秋人を悲しませたくなかったからだと思う。

最後に秋人が走馬灯のようになったシーンで秋人が、春奈と楽しそうに学校で絵を書くシーン。自分も春奈も病気じゃなかったら共通の好きな絵を一緒に描きたかったんだと思う。

私が昔見たYUIが主演の映画も病気で先が長くない主人公をYUIが演じていて、YUIが亡くなったシーンで棺桶に沢山のきれいなひまわりなどの花が敷き詰められた棺桶に亡くなったYUIが入っていて死に顔を見た瞬間、曲もあってだけどリアルすぎて涙が止まらなかった。
現在は演出的にアイドルや女優の死顔を写すのはNGなのかな?亡くなった顔が見れなかったのが、YUI主演のタイヨウのうたと比べてしまって残念だった。

秋人の病状が悪化していって髪も抜けて帽子を被って弱々しくなっているシーン。いつものかっこいい永瀬廉とのギャップがすごくて胸が締め付けられた。
役作りのために痩せたとどこかできて聞いて永瀬廉の俳優として真剣に役に向き合う姿が素晴らしかった。
秋人の亡くなった顔のシーンも見れなかったのは感情移入できなくて本当は入れて欲しかったなと思った。

号泣したとの感想も沢山あったけど、YUIの映画と比べてしまったり、元々私の心が冷たいからだと思う。東京タワーとの役の違いも勝手に比べてしまっていたからだと思う。

でも俳優永瀬廉の演技はとても素晴らしい。絶望、切なさ、春奈を思う気持ち、家族とのシーン、友達とのシーン、綾香を説得する真剣さ。本当に素直で一緒懸命な演技。本当に評価に値する。

これからも永瀬廉の作品は必ず見たいと思った。今もだけどこれから歳を重ねるごとに演じる役どころも変化して更に役に深みが出てくるであろう永瀬廉が楽しみすぎる。
私を夢中にさせてくれて本当にありがとう。
私の生活に彩りを与えてくれた永瀬廉には感謝しています。
私は過去にも沢山の俳優さんを好きになったけど、俳優だけをしている人に会うことはなかなか難しい。でも永瀬廉はキンプリでコンサートをしているからチケットが当たれば会いに行ける。
歌声もしなやかなダンスも高橋海人との阿吽の呼吸も素晴らしい。
コンサートが始まったら必ず会いに行きます。
私の人生を変えてくれた永瀬廉くんへガーベラをプレゼントするなら6本です。
いつも私を楽しませてくれて感動させてくれる永瀬廉くんには感謝しています。これからもずっとずっと応援します。

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