前任者は、色が白くて、すらっと体が細く、食も細い人で、子供2人のママだった。 持病が思わしくないため、退社することにしたらしい。 引き継ぎ期間は1週間だった。 引き継ぎ3日目、 はじめましての挨拶をして3日目だというのに、「私、彼氏がいるんだ、あなたはいる？」と唐突に聞いてきた。 「いません」と返した。 その告白に、別に何とも思わなかったけど、その労力に感心した。 この人には、時間も体力も持病もあるんだなと思った。 同時に、前任者のその性格に、私の転職経緯が救われた気がし
「塵も積もれば山となるんだから、少額でも貯金は大事だよ」と、耳にタコができるほど言ってきたのに…我が子はしない。 今度引越した社宅が、全く気にくわないらしい。 自分で物件を探すことも選択肢にあっただろうに、そうしなかったのは、引越し費用がないのだろう。 いずれ引っ越すと決まっていたにも関わらず、 貯金をしてこなかったんだろう。 我が子と同じ歳くらいの頃、銀行窓口で積立預金を勧められた。 若かったのでよくわからず、断るタイミングを伺いつつ説明を聞いていたけど、 「急な病院代
寝る前に、湊かなえ著サファイアを読んでいる。 全7篇の短編小説で、全て恩返しのお話らしい。 昨晩は、その中の「ダイヤモンド」を読んだ。 助けた雀が恩返しにくるという話で、 結末まで読み終わると、雀のことを考えながら寝た。 以前、私も鳥の子たぶん雀の子を、たぶん助けた事がある。 夏、朝から暑い日、玄関を開けると足元に茶色のかたまりがあって、ビックリした。 セミ？ゴミ？と目を凝らすと鳥の子だった。 野生の鳥は触らない方がいいと聞いたことがあったので、台所からビニール袋を
月曜日の朝に給食袋を出す娘。は？なにが？これ何？夢なの？なんなの？ 反省してる娘がかわいいから許すけど。
